江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

絶世雙驕vs絶代雙驕

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両方見ないとわからない?

苦労しながら絶代雙驕を見てます。やっとわかったことは、絶世雙驕ってのは、絶代雙驕のある意味パロディというか「続きはこうだったらいいな」という同人誌によくあるパタンの作品だということ。
決して続編でもないし、かといって全然別の作品って言うわけでもない。ものすごいお金とエネルギーをかけて作った同人誌ドラマなんだ。
だから、登場人物の名前が変にいじってあるわけね。まったく同じのは江小魚だけ。でも、この人絶代の小魚とは別人よね。あとは花無缺が風無缺になっているのを筆頭に微妙に名前を変えてある。これって、原作を知らなくて、絶世から見た一日本人の大姐には何にも抵抗なかったけど、中国ではどうだったんだろう。人気がいまいちだったのも、このあたりが原因かもね。
そういえば、絶世の冒頭で江飛魚(つまり江小魚)と風無缺(つまり花無缺)が出てくるけど、二人のキャラクタは絶代のままなのに、外見が逆。江飛魚が公子ファッションで風無缺が野生児ファッション。こんなところも、原作に親しんだ人には異様に見えたんだろうなあ。
絶世の敵役天門門主の岳龍軒と絶代の敵役江琴の俳優さんは同じ人だし、明月宮主も同じ人だけど、やっぱり違う話だよねえ。なんか中途半端。
明月君主が「小藍」に変身してしまうストーリ展開も、なんとなくファンの仕返しって感じがしてきた。
なにより、あんなにあっさり江飛魚(つまり江小魚)と風無缺(つまり花無缺)を殺しちゃった絶世の第1回って、それだけでファンの反感をかったんじゃないだろうか。私なら、怒る!!
それにしても、絶世と絶代って寶蓮燈をはさんで1年しか開いてないのに、かつらとか衣装とかがすごくグレードアップしているのには、驚く。絶世の林志穎の衣装はちょっといきすぎとも思うけど、絶世はすごくファッショナブル。その目で絶代を見ると、女優さんのメイクなんかすごく古めかしい感じがする。
ついでに書いちゃお、絶代の女優さんって、林志穎と蘇有朋の相手役にしては・・・特に、二人の間にはさまれる鉄心蘭役の女優さん・・・若々しさがいまひとつ・・・メイクのせい?