江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

第13集

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「ずっと、いっしょにいたかった。でも、小魚は小魚じゃなくて、水中の咬龍だって、わかってた。大海が本当の家。思うように生きて。これまでいっしょにいてくれてありがとう」
そういいのこして、豆豆は息を引き取る。悲嘆にくれる小魚。

宇文普が天門舵手とわかったことの後処理を相談する鶴雲天ら一同。
東維が明月宮主が天門門主の岳龍軒に敗れて、行方がわからなくなったと駆け込んでくる。
驚く鶴雲天らを残し、明月宮主を探しに飛び出していく常春、紫嫣、東維。
岳龍軒が生きていたことで、また武林に大難がふりかかる。20年前には江小魚と風無缺がいた。20年たって、明月宮主を倒すほどの武功を身に付けた岳龍軒。いま誰が倒せるのか・・・

岳龍軒が父母の仇だといって自分たち何ができると話し合う小魚と無忌に切りかかる小江。お前は敵なのか友だちなのかという二人に、小江は自分は天門の黒騎だと正体を明かす。「今日で友だちは返上する。父親のように天門に対抗できる絶世雙驕になれたらやってこい。これは挑戦だ」と言い残し去ろうする。「友だちだったはずなのに、どうしてこんなに変わってしまったんだ」という小魚に、小江は「お前たちだって昨日まで賭場の若旦那とただの樵夫だったのに、今日は武林神話の忘れ形見にかわったじゃないか。明日は俺が風無忌の息子で、お前が天門の小門主にかわっていないと誰が言える。友も敵も一瞬のこと」と言い放って去っていく。

岳龍軒は小魚と無忌に岳龍軒をどうにかする責任は二人にあると告げる。驚愕する二人。(そりゃそうだ)そのために華山派の弟子にならないかと誘う。喜んでで弟子入りをする二人。しっかり修行して父親の名誉を汚さないようがんばろうとやる気満々の二人。

明日父親の育った地方を訪ねに出発するという二人に鶴雲天は剣法を一手指南する。しっかり練習したら3ヶ月で武功は見違えるようになるという鶴雲天。2ヵ月後には崋山を訪ねることを約束する二人。

「海に出て行くよ。ずっといっしょにいてくれよ」と豆豆の墓に別れを告げる小魚。無忌、明月宮主を探す常春、紫嫣、東維とともに出発する。であった少女から宮主が生きていたことを聞く。

天門では岳龍軒が計画の失敗に腹を立てていた。しかし、当分二人をほっておけという岳龍軒。養女の雪雨にも失敗を許さないといい、小江から何か聞いていないかと問う。

霜霜は今どうしているだろうと気にかける無忌。剣の練習をしているところに霜霜が父の仇と切りかかってくる。止めに入った小魚が話せばわかるというが、誤解は解けない。呆然とする無忌。

無忌は宇文普の娘ということで武林からおわれる霜霜を救う。「何もかもなくなった、すべて無忌のせいだ」という霜霜に、殺せばいいと彼女の剣を引き寄せる無忌。また、小魚が止めに入る。
「霜霜が好きだから、殺されてやる気か」という小魚に、無忌は「ほっといてくれ」という。だが、小魚は「すべてをなくした彼女はお前を殺すということが生きる支えなんだ。殺されてやるのは彼女のためにならない。」と説得する。

明月宮主をさがす一行。毒ガスが満ちていていけば必ず死ぬという邪悪林のほうで見かけたと聞く。それなら目的地だという小魚。
その邪悪林のすぐそばにある易楼に5人はやってくる。怪しげな易楼の中では、敵討ちまでが売り買いされている。おかみは小魚たちの正体もすでに知っていて、ここなどんなものでも金次第で売り買いできると話す。易楼の中へ通された5人が目にしたのは、楽しげに酒を飲む明月宮主の姿だった。