江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

武侠ツアー 仏山、香港の旅 その1

9月20日 波乱のスタート?

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 今年も武侠ツアーに参加、中国を旅してきました。
 今年は、仏山で葉問、黄飛鴻の故地を訪ね、香港で金庸館を訪問、できれば金庸先生のお墓に詣でるというのをメインに、ついでに澳門観光と香港観光もしてこようというものでした。

 例年に比べれば、移動距離も短め、特に山登りはないし、まったりめ?と思ってたんですが、なんのなんの。いろんなことが出来して、家に戻って丸一日虚脱してしまうほどの内容の濃い4泊5日になりました。

 すでにTwitterなどで発信していることもありますが、忘れないうちに時系列にそって、旅日記をまとめたいと思います。お暇な方はしばらくのお付き合いを・・・

 9月20日、香港空港に向かったのですが・・・早速やらかしました。

 今年は、私以外の参加者のみなさんは成田空港利用で一人地方空港から香港に向かうのでした。一人も初めてじゃないので、気楽に前泊のホテルから空港へ。

 半年前にも迎えてくれたでかい朱一龍に再会、荷物も手荷物検査も出国手続きも待ち時間ゼロでさっさと通過。こりゃ幸先良いわい~とコーヒー飲んだり、トイレに行ったりして、さて搭乗ゲートへ。そこで搭乗券が見当たらないのを発見。あせりまくる迷子。早速やらかしました。幸いゲートに居合わせたJALの人が親切にANAの人に連絡してくれて、すぐに搭乗券を再発行、スタッフが持ってきてくれました。

 結局、家に戻ってひっくり返しても、元の搭乗券出てこないんですよね。どうしたのかな?とか無責任なこと言ってますが、ほんと一緒に探してくれた警備員さん、JALとANAのスタッフには感謝しかありません。

 こんな調子で始まった香港への旅ですが、すいてる香港便だったので一人で三人席を使ってゆったりと時間を過ごせました。台風が近づいているので少々揺れがきつかったものの半時間近く早めに無事着陸。成田からのみなさんと合流できました。

 香港からは高鐵で広州へと移動します。さっき入国手続きしたばかりなんですが、もう香港からの出国手続き、ちょっと歩いて中国への入国手続きと荷物を検査台に載せたり、パスポート出したりとあわただしく「国境」を超えました。

 で、駅に行ったら・・・列車が来ない!!!出発時間がどんどん遅くなって、結局一時間近く遅れて乗車開始。ようやく動き出してからも途中で止まったりして、広州の駅に着いたのは1時間半ばかり遅くなりました。ここで合流する岡崎先生と地元ガイドさんにはさんざん待ちくたびれてもらいました。ま、何時間も待たされた挙句にホテルを往復した襄陽空港での飛行機に比べりゃなんてことないと強がるリピーター参加者一同でした。

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車窓からの夕焼けがきれいでした

 ともかく、これで武侠ツアースタートです。まずは、バスで仏山に向かいます。仏山はどこかまったりした感じのする地方都市という第一印象。

 なにはともあれ腹ごしらえで、ツアー一度目の夕食。仏山の地元料理です。こちらの料理はあまりスパイスを利かせた辛いものではなくて、日本人には馴染みやすい味付けでした。こちらのお米はインディカ米でさらっとした食感。

 

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 ここで、自己紹介。初参加の方が複数名いらしたのですが、琅琊榜ツアーや大幇会でご一緒したことがあると後で聞いてびっくり。ほんと失礼いたしました。記憶力の低下にへこむ年長者。 

 食後には、岡崎先生の「仏山の武術文化」についてのミニ講座と八雲さんの「謎多き南派武術」と題したミニ講座。武芸を嗜む参加者の多い中、頑として手を出さない迷子にも興味深いお話でした。

 ホテルの部屋に落ち着いてからの楽しみはテレビのザッピング。今年は事前に聞いていた通り、戦争ものとか現代劇ばかりでザッピングの楽しさが今一つでした。しかし、翌日からは、それどころではなくなってしまい、この後とうとうテレビに触りもしなかったのでした。

 ということで始まりました今年の武侠ツアー。まったりしていたのかあわただしかったのかよくわからない初日になりましたが、このツアーを象徴するようなスタートでした。

 翌21日は、いよいよ黄飛鴻、葉問、詠春拳の故地をめぐります。続く!