大晦日なので、今年のまとめをやってみました。
我が家的には一番大きなニュースは、Yahooblogの閉鎖にともなっての強制移住。もっとも引っ越してきたこちらのはてなブログにもだいぶ慣れてきて、住みやすくはなってきました。まだまだ使いこなすまでには道遠しですが、また追い出されるまではここで頑張っていくつもりです。
個人レベルでもいろいろあった一年ですが、中華古装ドラマ迷には何より事件だったのは大陸での古装ドラマ制限。後宮ドラマやめとけとか、幻仙ドラマいい加減にしろ、とかこれまでもいろいろ規制が出てましたし、何となくなし崩しになってくのを見てたので、まあ今回も・・・と楽観してました。でも、今回は結局夏から秋にかけてほとんど古装ドラマの新作が出てこない、中国旅行の楽しみにテレビ眺めても抗日ドラマか現代劇ばかりという状態で寂しかったです。
いっぱい積み残してあるドラマはあるので、見るものがなくて困るまではいきませんでしたが、こればかりはお国柄というかなんというかどうしようもないかとあきらめています。もっともそんな規制をものともしないかの国の制作陣のタフさもわざわざ中華ドラマを見る楽しみの一つにもなっています。
さて、そんな中で今年は・・・
1月から12月まで見たドラマで、記事にしたのをざっと振り返ると「大江大河」で始まって「慶余年」で終わるということになりました。
なんだかんだ言ってもけっこうたくさん見てるんですよね。でも、とうとう今年は一本も後宮ドラマきちんと見なかったw
記事にしたのは30本強ですが、そのほかに途中でへたれてしまったのが何本か、日本のテレビで放送してるんでまだらに見てるのが何本かあります。
途中でへたれたのは主に趣味が合わないだけですが、まだらに見てるのは中華サイトで見てなかったドラマ、つまり後宮ドラマかラブコメとかで何語で見てもやっぱり苦手は苦手。
そういう偏屈にピンポイントな中華ドラマ愛好者としては、古装、武侠、歴史、探案、冒険、奇幻あたりのタグが付いてるドラマばかり見ていた一年です。
その中で今年一番おもしろかったのは?と聞かれるとどうしても最近見て気に入ったのということになります。
まだ最後まで見てない「慶余年」、「从前有座霊剣山」がそれです。それから遡ると「長安十二時辰」「破冰行動」「九州縹渺録」あたりの大作は前評判通りおもしろかったです。
古装ドラマダメだというので、どっと出てきた民国もの。探偵ものだけ三つ見ましたが、「神探」と「罪夜無間」の「話はおもしろかったのに、終わってない!!」というイラつきは来年以後解消されるんでしょうかねえ?これじゃおもしろかったドラマには上げにくいですよ~
そんなに話題でもなかったけど、自分としては儲けものだったのが「動物管理局」・・・まあけったいなドラマですが、こういう奇妙な味わいのドラマ好きです。
「大宋少年志」は、前作の「封神榜」がアレだったせいで評判よかったのかと思ったら、良いドラマでした。ただし、終わってないw
逆に結構期待して待ってたのに~~というのも何本か。
「暗黒者」第3季は、長いこと待たされたけど、キャストの交代とおそらくあったであろう改変のためにやっぱりかつての勢いが陰ってしまってたと言わざるを得ないのが悲しい。
何をいまさらで出してきた「盗墓筆記」の第2季は・・・いったい何だったんだ?
2019版の「倚天屠龍記」、楊逍主役だと思えば腹も立たないと言う感じ?
このご時世に「武侠」タグ付けて夏に出てきた「聴雪楼」は私的には武侠枠でなく、どろネバ恋愛ドラマ込みの幻仙ドラマ枠にはいってしまってがっかり。これよりはBL小説改編した「陳情令」の方がまだ好みだったかもしれない・・・ただし後半。
で、今年見始めたけど、性に合わなくてへたりかけてるのが「宸汐縁」と「鶴唳華亭」おもしろく見てる方もいられるんでしょうけどね~
興味深く見てはいるんだけど、続けてみるのがなんかつらくてサスペンドになってる「都挺好」ってのもあります。記事にはしてないのは、家族や家庭をテーマにしたドラマってホントに苦手なせいです。
ここ数年、日本のテレビに中華ドラマの登場する機会も増えましたし、大陸とのタイムラグもどんどん短くなってきています。衣装とセットの美しい後宮ドラマやイケメンの登場するラブコメなんかはBS、CS、ネット配信では途切れることなく見られるようになってきたのですよね。歴史ドラマもコンスタントに日本に入ってきている現状は歓迎なんですが、もうちょっと見やすい時間帯に流してくれるとうれしいんですけどね~ビデオとるのが面倒でw
と、勝手なことを言いつつ、今年もお世話になりました。
年が明けたら、すぐに「刺客列伝」の日本でのファーストランが始まります。これもまた期待はしてなかったんだけど、見てみたら意外にはまってしまった奇妙な味わいのあるドラマなので、正月明けが楽しみです。
中華サイトでは新作情報、公開情報もいろいろ流れてきます。こちらは放送があるまであてにはすまいと言いながら、首長くしています。
きっとまたなんやかんやと大騒ぎすることと思いますが、どうか明年もよろしくお願いします。