19~37集
前回記事書いたのが3月29日。20集も進んでないのにずいぶん時間がかかりました。見てないわけではないけど、つい後回しになってしまうんですよね。これよりずっと好みでもない作品の方がどんどこ先行してしまいました。
私としてはドラマ内での「現在部分」ではなく「上古部分」が見たかったのですが、ようやくここまで来て百里家の三人の「正体」が出てきました。でも、まだ上古の話は出てこない。
どうにもこの話のテンポの悪さと、話が散らばっていることが一気に見てこれなかった原因のような気がします。
呉磊の百里鴻爍がメインの主人公なんですが、話が彼のいるところで話が進むのと同じくらいのボリュームで、他の二人の話も進む。
宋祖儿の百里鴻熠はやはり琅族の人間で明夜楓に拉致され、百里家に来る前の記憶を取り戻す。明夜楓が琅族の大王の地位を簒奪したり、白澤部一族の利益のために彼の王妃の座を狙う巴音という名の白澤部首領の妹が明夜楓に大切に扱われている鴻熠に嫉妬するとかいう「こんなとこで後宮ドラマかい~」な展開が出てきたりしたあげくに、彼女もただ琅族の公主の遺児というだけの人間ではないことが明らかになってくる。
妹の「鴻熠」が実は琅族の公主だったことが発覚、皇帝から死刑を命じられた百里鴻煊は弟たちの救出作戦は失敗したものの妻宣陽公主(実は鴆鳥妖)や謎の人物凌君(実は公孫樹妖)に救われ、自分が前世では「火正祝融」であったことを知らされ、能力に目覚める。
そして、百里鴻爍は兄が国賊として処刑されることが決まると同時に命を狙われるが侯正則と季秋たちに救われ、逃げ延びる。兄を救おうと都に戻り刑場を襲うが失敗。やはり兄を救おうとやってきた鴻熠と彼女を追ってきた明夜楓に救われる。兄の仇と今度は皇帝百里昊天を襲撃するが、妖力を操る昊天に太刀打ちできないところを助け出される。
結局、37集終了までに、百里鴻爍の前世は水正玄冥、鴻煊は火正祝融、鴻爍たちを助ける捉妖師安亭風は金正蓐收、明夜楓は木正句芒、鴻熠は土正后土と五行が出そろったんでしょうか?
加えて、鴻熠には悪の根源らしい九嬰魔王がとりついているようで琅族で多くの人間を殺し、族長たちから死刑にすることを求められる。明夜楓は、大王の座を捨てて彼女を連れて逃げるが、九嬰魔王が再び姿を見せてくる。
とにかく百里鴻爍一行と百里鴻煊+宣陽公主は再会を果たすが、百里鴻煊が闇落ちしてる感じです。「水剋火」となるのか?
時間はかかってるけど、これはもう駄目だ・・・という視聴を投げ出すまでの絶望感はないんです。
こちらで鴻爍と鴻熠が彼女の出生を知って涙の別れ、あちらでは鴻煊が宮廷で追いつめられてるというような場面で、繰り返し将軍鴻爍に化けた侯正則メインのコミカルなシーンを入れてくるような構成の悪さから、続けてみるとしんどいのは事実。微妙ですわw
北京電影学院のみなさん集結ということで、それぞれに花をもたせようとしたんですかね?なんか「みんな主役の桃太郎」なお遊戯会っぽいものを感じてしまうんですが・・・勘ぐりすぎ?
とにかく見たかった上古部分のかけらは見えてきて、後10集切りました。この際、もう一気に見てみますかw