３７～４３集（大結局）
ほぼ同時期に見始めた「暮白首」をぶっちぎって、ほぼリアタイで視聴終了。今ブレーク中の演員が出てるとか、著名な原作があるとかいうような宣伝ネタがあったわけではないのです。どっちかというと地味？
でも、ブログせっせと更新してきたことからもわかっていただけるかと思いますが、ドラマに起伏と新鮮味のある展開があった上に、突っ込みどころも満載で楽しく見終わることができました。
じゃ、「暮白首」はどうなのかと言うとですね～～聞かないで💦
今回の視聴分はラストに向かって、皇帝の位を奪おうと画策する威寧侯に対して、左卿辞の立てた作戦が展開。はでな戦闘シーンよりも陰謀ｖｓ陰謀という感じの強いドラマ展開です。
金虚真人が隠していた哀帝は出家して僧になっていた。ここで、「大明風華」を思い出して突っ込むか、「鹿鼎記」を思い出して突っ込むかは視聴者の自由ですな。
天下を乱さないとさっさと哀帝が自死、後事を託された左卿辞は自ら威寧侯のところに乗り込んでいく。彼が哀帝でないのは承知の上で、現皇帝を殺して、代わりに左卿辞が哀帝として皇位につき、それを威寧侯に譲るという図式。この取引が成立するのは左卿辞の余命があとわずかであるという点にかかっています。
もちろん現皇帝も承知の上でのこの計画、最終的には得意の絶頂で威寧侯を倒すのが目的です。
この計画実行の最中に殷長歌と謝姜儿が命を落とし、威寧侯についた朱厭も悪魔の自分を倒して死を選ぶ。他にももっと命をなくしてしまうキャラがいそうな気がしてたのですが、意外にみなさんお元気で・・・
このドラマ、いろいろあった恋愛ドラマ要素の方は基本的にすべて結ばれてるんですが、なぜか結婚式が見事にうまくいかない。最後までいったと思ったら無理やりに結婚させられてたとか偽物がったとか、後は式が始まる寸前に新娘が絶縁宣言するとか、そのまま死んでしまうとか・・・武侠ドラマで結婚場面て、まあ普通にうまくいく方が珍しいですが、このドラマはまたはでなことでｗ
左卿辞と蘇雲落も・・・無事に威寧侯を倒した後、皇帝を騙った罪は皇帝によって赦免されたものの傷ついた左卿辞を蘇雲落が支えて、宮城から去っていきます。
ここで終わったら、「琅琊榜」っぽかったのですが、５年後の様子がお終いに出てきます。幸せにやってるこっちも死んだと見えた文思淵と沈曼菁の描写から、町の医師として活躍している左卿辞の弟子白陌の姿が登場。そして、姿は見せないけれど、白陌に父と母がけんかしていると話した小さな女の子が入っていった家の中から父親の声が聞こえてきます。なんか「琅琊榜」の片花でこんな感じのも見たような～とか
全体的には勧善懲悪なドラマ展開、主役陣でもその周辺でも死亡率が相当に高いけれど悲劇という雰囲気でもないです。恋愛ドラマ要素もたっぷりあります。嫉妬に燃えて闇落ちするのは朱厭一人ですみましたｗ
皇帝二人とさらに皇位を狙う実権を握る朝廷の重臣にそこに食いついた武林の正派ときたら、もうちょっといろいろあってもよかった気はしますが、登場時間１５分もあったかどうかであっさり本物の哀帝が退場してしまったのはちょっと拍子抜け。
というか明日にも死ぬと見られたいた左卿辞は、どうやって助かったのかぜひ聞きたい気もする、そこの説明がめんどくさくて、最後のシーンは読者の想像にお任せパタンになったのかと邪推してますよｗ
演 員 角 色
张 耀 飾 左卿辞
张雅钦 飾 苏云落
邹廷威 飾 文思渊
邓郁立 飾 沈曼青
郑 好 飾 殷长歌
石云鹏 飾 朱厌
许梦圆 飾 谢姜儿
黄海冰 飾 苏璇
卢星宇 飾 威宁侯
職員
原 著 紫微流年
導 演 毛鲲宇
編 劇 吴桐
美術設計 刘京平
造型設計 王熙雨
