51~59集(大結局)
やっと探し当てた司鳳から知らないふりをされる璇璣とか、私的にはほんとにもう~~な展開からの最終視聴分。
予想通り次々と「これまでの登場人物」が出てきて、大騒動の結果、大団円となりました。またウザキャラとドン引きした阿蘭がなかなかものの分かったキャラでほんとよかった。
この手の天界絡みの話は、天帝がしっかりしてさえいればそもそも事件は起こらなかっただろう、起こったとしてもあんたがきちんと配下を管理してたらよかっただけの話じゃないか・・・と見も蓋もない感想を持ってしまいがちなんですが、今回もまたそんな感じですかね~
このドラマが見せたかったのは、今一ついろいろ理解度の低い女主角をひたすら愛し、奇まみれ傷だらけになろうと、死にかけようと彼女を守り続ける司鳳の姿なんだろうなと思うのです。こちらのドラマの男主角虐待、「鶴唳華亭」の女主角虐待といい勝負とか思ってたんですが、始終泣いてる男主角という点でも「鶴唳華亭」に負けなかったんじゃないかと思う視聴後感。
もうたくさんの方が視聴済みな作品なので、ストーリ展開はいつも以上にスルーする気ですし、言いたい放題しますので、未視聴の方は画像以下立ち入りご用心でお願いします。
璇璣と司鳳、それぞれの真の姿が明らかにされ、実はそれぞれ天界や魔界の大物ということが判明。天界、魔界、人界の三界の平和をかけての争いが始まります。
天界に向かった二人とは別に、玲瓏たちは天界の宮殿から離れて優雅に隠棲している天帝のところに助けを求めに向かう。
天界では、戻ってきた柏麟帝君が四天王たちに司鳳と璇璣を何としても抹殺しろと命じる。
実は璇璣は、帝君が魔煞星=魔王の羅喉計都をだまして元神を奪って作り出した戦神であり、自らの種族修羅を滅ぼすために帝君に利用されていた。これに気づいた戦神の怒りを収める贖罪のために天帝の息子羲玄は共に人間界に転生することになった。これが一人の人間に仇同士の戦神と魔煞星が同居してた理由。で、何度も司鳳の前世が彼女に殺されてた理由ですな・・・
しかし男性の羅喉計都をわざわざ女性の戦神に仕立てたのは帝君の趣味か?
羅喉計都が復活して、璇璣が姿を消し、彼の中から璇璣を呼び起こそうとする司鳳とかはBLのパロディかと・・・羅喉計都の中の人が「将夜」で寧缺の幼馴染だった卓尔の人なんで、恐ろしい魔王というよりかわいらしく見えてしまうw
そのうえ、彼の手を握った司鳳が「璇璣・・・」とかき口説くとか・・・www
羅喉計都の復活でますますいきり立つ帝君だが、玲瓏たちにせっつかれた天君がやってきて「すべてお前が悪い」と言われて、あっさり反省。わかってるなら、籠ってないでさっさとやめさせとけよ~なんという「竜頭蛇尾」なんという「大山鳴動して鼠一匹」・・・もう笑うしかない。
羅喉計都と璇璣が分離され、司鳳や玲瓏は一安心。帝君と羅喉計都が共に世を去って、この争いはいとも簡単にエンドマーク。
今度は羅喉計都にくっついてきた元朗が、それなら自分が三界をいただく!と張り切り、巻き添えで司鳳が死んでしまう。でも、まあこちらもエンドマーク。
天帝が今後三界は同等と宣言し、帝君が起こした混乱のケリもついたようです。
司鳳は私が復活させると璇璣が彼を連れて、人間界へ。
目を覚まさない司鳳をずっと世話する璇璣・・・よく見かけるパタンです。
彼が目を覚ましてエンドかと思っていたら、そこから始まるラブコメ展開w
司鳳が目を覚ますや否や「パパに結婚を申し込んで!」と二人で走り出すとかまあ好きにやってと苦笑してたら、あっという間に派手な結婚式。その上に3年後とかの話まで出てきて、まるで「サザエさん」一家な大騒ぎ。
あっけにとられるほどの大ハッピーエンドとなりました。
それでも、よくよく考えてみると一応ばらまかれていた伏線やエピソードは回収されてました。
司鳳が天帝の息子というような話は原作にはないそうで、そこまでの話の具合から考えると唐突に出てきた設定にも思いますが、その割にはけっこうきちんと辻褄合わせていた気もします。ちらっとネットで見たところでは烏童と玲瓏の関係ももっとどろどろだったようで・・・この程度になってて助かったというべきでしょうね💦
ただ、帝君があれほど璇璣を自分の妻にしようとしたのが、ただ戦神として利用するためだったとは思いにくい。元は友人同士だったらしいし、これは、ねじれた形でのBLなのかとも思いましたが、深読みし過ぎですかね?
いずれにしても、天界は無能か邪悪な「神」ばかりというイメージをまた定着させたようなw
途中がウザいストーカー男たちが跋扈するストーリ展開だったせいで、なかなか視聴が進みませんでした。ラスト9集で一気にそれを挽回した感じです。ただ、あんなにしつこく主人公を虐待したり、延々と結婚無理強いするような話を続けたりする必要があったのかというのが疑問です。
恋愛ドラマが苦手なのは、どうもこの外部からのいちゃもんに延々と苦しむ主人公カップルとか見たくないという部分もあるんですよね~さっさと縁切って二人でどっか行っちゃえばいいと突っ込んでしまう人間💦
かといって、全然恋愛ものがだめかというとそうでもない。古い映画ですが「ひまわり」なんかは何度見ても滂沱の涙流してます。要は脚本ですかね~と、いつものところに落ち着くw
ということで次はどうしましょ?
演員 角色 配音
成 毅 飾 禹司凤 张杰
袁冰妍 飾 褚璇玑 乔诗语
刘学义 飾 昊辰/柏麟帝君 姜广涛
张予曦 飾 褚玲珑 段艺璇
白 澍 飾 腾蛇
侯梦瑶 飾 紫狐 高启帆
李俊逸 飾 钟敏言 马正阳
周峻纬 飾 若玉 胡良伟
韩承羽 飾 柳意欢
朱梓骁 飾 元朗 文森
傅方俊 飾 无支祁 郭浩然
何中华 飾 褚磊 宝木中阳
姚奕辰 飾 亭奴 张振
杨肸子 飾 陆嫣然 朱蓉蓉
黄宥明 飾 乌童 袁铭喆
何晟铭 飾 离泽宫宫主 杨默
赵樱子 飾 东方夫人 露西
张棪琰 飾 何丹萍
钱泳辰 飾 东方清奇 赵震
杜俊泽 飾 柱石
刘梦芮 飾 玉儿 曾蓉
闵春晓 飾 楚影红 刘晓倩
黄海冰 飾 天帝 彭尧
黄 羿 飾 阿兰 蔡娜
于 滨 飾 容谷主 赵成晨
魏 巍 飾 司命星君 刘一鸣
李欣泽 飾 罗喉计都 敖磊
李 泽 飾 地狼
吕 鹏 飾 青龙
王九胜 飾 星宿长老
马敬涵 飾 修罗王
職員
出品人 黎直前、陈援、曾茂军、蒋科
制作人 钟君艳、江新光、邓细斌、翁志超
監 制 谢颖、赵枳程、尹香今、杨晋恒
原 著 十四郎
導 演 尹涛、麦贯之
編 劇 刘芳、李惠敏、程妤、王威
芸術指導 费鹰
美術設計 刘京平
動作指導 石占利、李丙南
造型設計 陈顾方
服装設計 方思哲
視覚特效 王耀旭