31~40集(大結局)
ちょうど「燕雲台」のスタートと入れ替わるタイミングで見終わりました。
最後まで「お約束」と「なんかずっこける」展開が混ざってるちょっと奇妙なテイストのドラマでした。嫌いじゃないです。
でも、このタイミングで見終わってよかった。これから毎日「燕雲台」の更新があるらしいので、「如意芳霏」の視聴がもう怪しくなってきてます。ほんと、こちらの主演の俳優さん、なんか縁が薄いんですw
ストーリ展開に触れまくってますので、画像以下は立ち入りご用心でお願いします。
さて、皇后玉盏を敵対視する趙婉儿と寿安公主が手を組んで、混ざると危険な毒をそれぞれ持ち込み続けた結果玉盏の命はあとわずかという事態に陥る。
これを解毒できる薬草を求めに遠くまで出かけた江紹と金盏です。やっと手に入れた薬草を李懐瑾の手下が水に放り込んでダメにしてしまう一幕。
ありがちな展開なんですが、ここで薬草の入った包みを取り合って大々的に武打シーンとか期待したら、あっさり水桶に放り込まれて慌てる。もう戻ってる暇はない、都に帰って最後に顔を・・・とかやってる。
これ自体がフェイクで、実は江湖の経験豊かな江紹がこっそりもう一つ買っていた・・・
こういう視聴者が期待するところを見事に外してくれるのがなんか楽しみでした。
このエピソードの後は、いよいよ李懐瑾の工作によって江紹の身元が周知の事実となってしまう。薛英から実はお前は前皇帝の子どもと打ち明けられた江紹が「やった、これで金盏に釣り合う!」とは喜んでるけど、「皇帝、そんなものになりたくもない」とあっさり。でも、ここからが大騒動に。
このことは秘密にしておこうと約束したのに、それぞれ玉盏と金盏にしゃべる、金盏は李懐瑾にしゃべる、官吏たちに問い詰められた江紹自身もあっさりしゃべると、もう「内緒の話は誰もが知ってる」状態。コメディではないのに、笑えてしまうのがこのドラマのとりえ。
江紹にはその気はなくとも、前皇帝の血を引く皇子が現れたら、養子の薛英よりそっちを皇位につけるべきと考える重臣たちも出てくる。やっぱり皇位が欲しいんじゃないかと薛英が疑い出す始末。
そこへ、薛英と江紹の中を割こうと次々企む李懐瑾。二人の関係が最悪化する片方で、一度は快方に向かっていた玉盏体内の毒がまた悪化、今度は薬にも期待できないという崖っぷち。
どんどん関係悪化する薛英と江紹、江紹はとうとう薛英から帝位を奪うことを決意、それを煽り立てる李懐瑾。
この一連のすべてが江紹と符言信の計略だったというのは予想通り。
李懐瑾は母親の死後、自分でも薛英や符言信を討とうと思ってるし、月栄がそれをあおる。ところが長公主や月栄は彼を皇帝にしたいと願って企んでるのに、彼は仇は討つけど、皇位はいらない。それより金盏と結婚したいの一念。
最後まで、ひたすらに金盏を追い求めるところに変わりがないというのが何となくかわいく感じられて、目新しい感じでした。
ラストは皇位も身分も捨てて金盏と二人旅に出ていく江紹、符家の三女として迎えられていた蓁蓁も自分の道を求めて旅立つ、そして一人残る薛英・・・とどことなく「酔玲瓏」を思い出させるエンディングとなりました。
いろいろ足元すくってくれた割には、ラストはきれいに収めた感じです。
恋愛関係も結構錯綜してたんですが、ことさらにドロドロすることもなかったので、気分良く見終わることができました。
というわけで、今日からは「燕雲台」にとりくみます。
演 員 角色
李治廷 飾 薛荣
孟子义 飾 符⽟盏
李艺彤 飾 符金盏
汪卓成 飾 江绍
任宥纶 飾 李怀瑾
钟 祺 飾 寿安
林思意 飾 柴蓁蓁
陈 扬 飾 张永曜
华 雯 飾 赵婉儿
斓 曦 飾 福庆长公主
马文忠 飾 符言信
傅 隽 飾 薛巍
梅年佳 飾 刘承复
王子甲 飾 月莹
赵佳蕊 飾 兰佩
胡晓慧 飾 青戈
職員
出品人 王靖
制作人 方芳、刘易衡
監 制 黄菲飞
導 演 蓝志伟、黄家辉
編 劇 杨陌工作室、蔡靖婷、梁佳颖、李芹
美術設計 钟移风
動作指導 宋广鹏
造型設計 张晔
服装設計 李昌盛、龚建波