江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

三生三世枕上書 その1

1~25集

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 大陸ファーストラン時には見る予定ないと言ったし~昨日たぶん次は「鹿鼎記」とも言ったし~でも、追いついちゃったんですw

 今、これWOWOWで毎週月~木の朝に放送中なんですよね。朝の9時半からゆっくり中華ドラマ見られるなんてことはめったにないんで、動かない自転車とかに乗りながらオンデマンドで見てたら、今日追いついてしまった。

 で、追いついた記念にブログアップ。はやいだけが取り柄の私にしては、今更感もありますがとにかくブツブツ独り言w

 言わずと知れた「三生三世十里桃花」のスピンオフ。「宸汐縁」と違って、唐七公子が書いた原作もあります。

 なんで見る予定なかったかというと、「十里桃花」にも東華帝君と白鳳九のロマンスは描かれているんでそれの繰り返しならもういいや~と思ってたところに、「十里桃花」とは違って、べたなラブコメという情報も聞こえたんで、他に見たいのもいっぱいあるしとりあえずスルーしてたんです。
 
 でも、日本語字幕付きでオンデマンドとなれば、見るにはお手軽な環境が揃ったので、ぼつぼつと視聴開始。

 結果、考えてたよりずっと軽いタッチで見やすいけど、ドタバタしたラブコメではないので好感が持てました。

 

 ただ、白鳳九の迪麗熱巴、東華の高偉光等「十里桃花」の俳優が同じ役で登場してくるのはともかく、別の俳優がメインキャラを演じているとかなり違和感があります。

 

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 一番違和感があるのはやっぱり折顔と白真のコンビ。今回の陳楚歌と黄俊捷もビジュアルはいいんですが、なんかコレジャナイ感がまとわりつく。

 思うに張智尭と于朦朧の組み合わせにはあったこういうワンセット感というか二人の間のつながり感が薄い。

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 新しいコンビがあんまり一緒にいない。それに、折顔は天地開闢の時から生きてきた鳳凰なのに若い白真や白浅たちとのつきあいを楽しんでいるお茶目な一面と博識な長老としての一面を併せ持っているんですが、悪いけど今度の折顔には世話好きなお兄さんという雰囲気しか感じられないくて困惑してます。

 

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 もう一人、逆のケースになったのが、前回子闌を演じてた劉芮麟。彼は今回魔族七君の一人青之魔君燕池悟として登場してます。やっぱりいい人w

 子闌と双子の兄弟で、崑崙の弟子になったあいつと一緒にするなって落ちがついていて爆笑。これ、絶対原作にはないと思うw

 

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 白鳳九の思いをかなえてやろうと力を貸すのはやっぱり司命と連宋の二人で、この二人を演じる王驍と李東恒が続投なのはうれしい限り。

 白鳳九の叔母白浅の楊幂も婚礼のために青丘を出ていく場面で登場しました。でも、夜華の趙又廷は残念ながら登場しません。楊幂、自分の会社が制作に入ってるもんね~という大人の事情で出てきたんだろうね~と推測。阿離の子役が交代したのは仕方ないかな。

 ドラマ冒頭の東華帝君と白鳳九の出会いからが、もう一度なぞられていきますが、このあたりは相当にキャッキャしたラブコメ調。
 恩返しのために帝君の太晨宮に侍女として入り込むと、そこには帝君の妹(義理)知鶴がのさばっていて嫌がらせをしかけてくる。
 魔族と天界の和平のためにと帝君と魔族の公主姫蘅の縁談が起こるとか、なんか帝君らしくない話が続きます。

 今回、東華帝君が封じているのは緲落という魔王で、彼女の脱出に手を貸そうとする魔族の聶初寅が帝君や白鳳九と関わってきます。

 で、早速、東華帝君は人間界に降りて苦難を経験して修為を回復させることになって、密かにそれについていく白鳳九という話になります。「十里桃花」でも同じ話がありましたが、後宮ドラマ展開だった前作とはずいぶん雰囲気が変わっています。

 そして、二人は人間界から戻ってきますが、帝君の修為は完全には回復できていないというのはチェックポイントですか?

 白鳳九は戻ってからはすっかり物思いにふけるようになっています。彼女が自分のせいで死んだ人間葉青緹を展開に連れてきて、なんとか天界で生き返らせてもらおうとしています。

 で、ここで白浅の婚礼。白鳳九には次々と縁談、見合いが持ち込まれています。

 そろそろ次のエピソードに進むのかい?と言う感じですが、ややこしいのはこのドラマ、前作の「十里桃花」を抜きにして見られないことはないけど、やはりそれじゃ面白みに欠ける。と言って、あまり前作とのかかわりに気を取られると今のこのドラマを十分に楽しめなくなってしまうという危ういところがあることでしょうか?

 同じ世界観のもとに作られた別のドラマというと九州シリーズがまさにそれなんですが、そこまで独立してない。かといって「琅琊榜」二作ほどに連続した別の作品として作られてもいなくて、ダブっているのに違うというところが多くて、なんかもぞもぞしてしまうのです。