10~19集
ワイルド版肖戦の登場から「狼殿下」誕生?まで。ネタ的には疾冲@肖戦の話題が待っていただいてるかとは思うのですが・・・その前にブツブツ
前回、このドラマは朱温の時代の話と分かっている方が人間関係がわかりやすいと言いました。確かにそうはそうなんですが、登場人物たちの最後までわかってしまっていると、いろいろ微妙なところもあって・・・一長一短ありますね。
突然の配信開始で、中華サイトのドラマ情報のアップデートが間に合わなかったのか、ずっと主人公の名前が「朱友文」のままだったのが、「渤王」になり、やっと「楚有炆」と変わりました。
ま、やっぱり「朱友文」ではあるようで・・・
ドラマの舞台になってる煬国と溍国の対立ですが、これが朱温の後梁と李克用の後晋、渤王にまとわりつきにやってきた宝娜公主の国迄貚は言わずもがなの契丹。一応架空歴史になっているとはいえ、時代的には、「燕雲台」の話より80年から100年くらい前でしょうか?ほんとに最近このへんの時代と縁があるw
渤王は狼仔ではないかと思う馬摘星、彼女はそう思ってるだろうと思いながらも自分から遠ざけようとする渤王の一幕。わざと馬摘星につらく当たりながら、自分にむかついている渤王。彼の命は狙われているし、養父楚軌の本性にも気づいてるし、彼女を危険に近づけたくない。
かってに渤王哥哥は私が好き~と思い込んでる宝娜は馬摘星と渤王は婚約していると知って騙されたと暴発、国書を焼き払って、無闇に煬国を飛び出す。結果、溍国の兵に捉えられてしまう。
そこに現れた賞金稼ぎ疾冲。渤王の命を狙う允王楚有圭にやとわれたり、宝娜を助けたりしていますが、彼は実は溍国の小帥。何やかやあって国を捨てて、賞金稼ぎをやってる。
この疾冲が渤王につらく当たられている馬摘星を見初める。
「守られる男 魏無羨」から「守る男 疾冲」に変わった肖戦、いいタイミングで登場した男2とヒロイン馬摘星の良い関係、それを離れて見てるようで実は嫉妬心むき出しの渤王という結構笑える三角関係。
ところが、馬摘星が渤王こそ狼仔だという確証をつかみ、彼もそれを認めたことで、イチャイチャカップル成立。疾冲は失恋、二人を残して去っていきました。
「三殿下が狼仔だった?じゃ、狼殿下と呼ぶか」と疾冲が言って、「狼殿下」爆誕しましたw
煬国内では、允王楚有圭の渤王楚有炆抹殺計画がばれて、楚軌の怒りをかっています。でもここで処刑されたりはしないはず・・・四殿下楚有禎も登場。長兄を死に追いやったと渤王を恨んでいましたが、誤解が解けてすっかりいい弟になりました。
すっかりバカップル化した渤王と馬摘星がデートを楽しんでいると、楚軌が突然渤王府に現れ、彼らの関係を隠していたことを知って激怒。
というところで、19集。
肖戦が連れている鷹は、本物らしいのに「この動物はCGです」表示が出るのは苦笑ですが、CGの時もある?どうも保護対象になってる鷹を撮影に使っていることを虐待だと指摘した人物がいたらしい。しかし、この「動物」に馬は含まれていないようで・・・
私の嫌いなタイプのキャラで登場した宝娜公主でしたが、一時理不尽にけたたましく暴れまわった後、渤王や疾冲たちに救出されて、すっかり「摘星姐姐~」となって一安心。
馬摘星と疾冲が仲良くしてると盛大に嫉妬していた渤王ですが、逆になると盛大にいちゃいちゃ。疾冲は未練を残しながらも、とりあえずきれいに去っていったので、私的にはこれも一安心。
12月に入って、「大秦帝国之天下」が「大秦賦」というタイトルで配信開始。同じ時代を扱っていても、見る気のかけらも起こらないドラマもあるわけですが、これは待ってたドラマ。78集ととてつもなく長いんでちょっと大変ですが、当面この二本メインでがんばります。