11~36集
コツコツと見ていたのですが、「有翡」が21日から始まるとか聞こえたのでそれまでに「狼殿下」と二つ、クリアしてしまおうと、ラストスパート。
それなのに、「有翡」もう始まるって💦
もう「狼殿下」はクリアできません。「大秦賦」は絶対外せないし、「終極筆記」も見たいというのに・・・どうすりゃいいんだ?
最初のころは、原作とか日本のアニメとの違いが気になってそっちにエネルギー割いてたんですが、途中からあまりそういうことが意識に上らなくなりました。
確かに改変されてるし、同じ展開もあるし、比べてもおもしろいとは思うんですが、その余裕がないので他の方にお任せしてしまいます。
二人の囲碁の天才少年を中心に描かれた青春ドラマですが、囲碁というものの魅力にとりつかれた人々のそれぞれの生きざまを描いたドラマでもあります。1000年前の人間である褚嬴も、現在のプロ棋士たちも町の囲碁ファンも、囲碁を愛する人間として描かれています。
褚嬴と時光の別れの経緯が私の記憶ではアニメよりたっぷりと描かれ、情感を深めていたと思います。
褚嬴に出会わなかったら囲碁を始めることがなかったかもしれない時光。彼には多くの友人がいて、囲碁以外の世界も楽しむことを知っている。囲碁の名人を父に持つ俞亮は幼いころから囲碁に親しんできたが、囲碁の世界は孤独だと覚悟している。時光と出会い、いったい何者だと追い続けた俞亮は、初めて友を得ることになった。
この二人の距離がだんだんと縮まっていく過程は、めずらしくまっとうな青春ドラマを見た気がします。いつもこじれたおじさんたちの権力争いとか見てるんで、たまには爽やかでよいですw
これは中国でのドラマ化ならではと喜んでみてたのは、囲碁とも何とも関係のない武侠ネタ。出てくる出てくるw
初めてテレビというものを見た褚嬴がはまってたのが胡歌の「仙剣奇侠伝」今日は大結局だから、テレビ見ようとか言ってるのに爆笑。
他にも「還珠格格」とか出てくるんですよ~こういうのを見つけるのが楽しくてたまらない。
ついでに当時大流行してたテレビゲームや張国栄の「阿飞正传」(邦題:欲望の翼)なんかもたくさん登場しています。
それに科白の中にもバンバン武侠ネタ。
中学に時光たちが作った囲碁クラブの名前を「神雕侠侶」にしよう、いや「三剣客」だとか、褚嬴が武芸もできるというので「じゃあ六脈神剣、教えてくれよ。後、独孤九剣、辟邪・・・あ、これはいいや」とか、いっぱいでてくるんですよ~
主人公が武侠迷設定なのが、利いてます。
しかも時光と囲碁道場で共にプロを目指す洪河と沈一朗の三人が特訓を受けたのが「蘭因寺」という寺。そこに囲碁の達人たちがひっそりと暮らしているなんて、もう武侠ドラマそのもの。
時光が教えを受けた和尚はどうやら見えないはずの褚嬴の存在を「見ている」ようだし・・・こんなエピソード原作とかアニメになかったですよね?
この方、導演の刘畅だそうでw
残念なのは、囲碁の方の知識が白黒の碁石で陣取りする程度しかなくて、ドラマの中の人たちが興奮してる「一手」の何がすごいのかとかさっぱりわからないんですよね~それでも物語をしっかり楽しめるというのは原作連載当時から言われていたことですが、今回もそこは同じです。でも、やっぱり残念です。
アニメを見てた時には、将棋の世界に本物の天才少年が登場してくるとか予想もしてませんでした。
世界にはいろいろ予想もしてないことが起こり続けてますが、こういう「予想外」なら大歓迎。囲碁の世界にもリアル時光&俞亮とか登場してくる日が来るかもしれないですね。
演 員 角色
胡先煦 飾 时光
张 超 飾 褚嬴
郝富申 飾 俞亮
韩沐伯 飾 方绪
赵浩闳 飾 洪河
孙 灿 飾 沈一朗
吴芊盈 飾 江雪明
翟冠华 飾 白潇潇
纪 李 飾 谷雨
蒋宜儒 飾 吴迪
付伟伦 飾 何嘉嘉
江柏萱 飾 俞晓暘
赵 虎 飾 大老师
陈玺旭 飾 扳老师
方文强 飾 白川
高文峰 飾 尹老师
陈 宁 飾 时光妈妈
王伊澜 飾 林灿
邵如一 飾 岳智
職員
出品人 龚宇
制作人 戴莹、朱振华、赵文竹
监 制 王晓晖
原 著 堀田由美
導 演 刘畅
編 劇 陆洋、徐一天、陈晓、楠迪夫