江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

大江大河2 その3

21~30集

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 同じスタッフが制作した「山海情」が見たくなって、こちらの視聴ペースを上げました。わからないところは後で人様のブログとかでフォローしたらいいや~とあくまでもケセラセラ~な視聴態度。

 雷東宝の事件の影響で、楊巡は自分の市場を接収されてしまう。300万で売ろうとしてたのに、手に残ったのは80万。それでもそれを元手に、東海でまき直しを図ります。

 雷東宝は2年の刑期という判決が出て、入獄。顔を見せない小雷家村の面々に憤っています。面会にやってきた紅偉から母親が村にいられなくなったことなど村の様子を聞いた東宝は彼らの身勝手に憤る。彼にはすべて村のためにやってきたという自負がある。しかし、次に士根たちが来た時には、すべてを自分や幹部だけで決めていたのを改め、村の委員会で合議して進めるように言います。

 これが吉と出るか凶と出るか?早速、委員会の中で対立が起こっています。

 宋運輝は、海外との合弁の対象をアメリカ企業がよいと進めていますが、東海化工の他の領導たちは日本との合弁を考えている。

 彼の妻程開顔はようやく夫が仕事上で多くの問題に直面していることを知ったようですが、相変わらず考えが足らない。

 楊巡が東海に建設した日用品や食品などの市場に、東海化工の担当者の妻を連れて行って、楊巡の商売を助けています。

 

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 ここでようやく第4の主人公である梁思申が本格的に登場。彼女は東海化工との合弁候補であるアメリカ企業の代表として東海化工にやってきます。彼女の周辺にもいろいろあるようで、短い間に父方の一族、母方の一族、アメリカの上司や同僚とあっという間に課題山積w

 同時に、宋運輝とも旧交を温め、楊巡には一目ぼれされ、彼女の従兄との起業に反対したと蕭然に恨まれてます。梁思申は話を聞いただけで蕭然に不信感を抱いたのですが、やっぱり孙艺洲が演じる役はこういう感じなんだとあまりにもはまりすぎていて笑うしかない。

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 今回視聴分にはあまり程開顔が出てこなかったのですが、これから始まるんでしょう・・・というか、この第2季で宋運輝離婚、再婚まで行けるのか?

 

 第1季では登場シーンも少なくてあまり主役感のなかった董子健の楊巡が、登場シーンも増えて、主役感をどっと出しています。宋運輝と共に雷東宝のために奔走するとか、今回視聴分では雷東宝よりも彼の方が話をまわしている感じでした。

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 上海の超豪華ホテルに戸惑い、負けん気と見栄を発揮する楊巡。スーツを買ったり、洋食のマナーを勉強したりとしています。
 でも、その故郷の家では、彼のために村の人たちからお金を集めた母や弟妹が肩身の狭い思いをしつつ貧しい暮らしをしています。彼の商売って自転車操業ってもんでしょうかね?華々しく市場を展開して儲けているようで、実は火の車・・・

 なんにせよ、こういう見かけだけでも景気よく成長していく片方に取り残されている地方の姿が、まるで別世界というのは、どこでもあるんですよね。いいこととは思えないけど、一概に悪いこととも思えない・・・微妙です。

 今回視聴分の楊巡がスーツを買って着替えて出直す場面を見ていると第1季で大学生の宋運輝のために姉が髪の毛を売ったお金でワイシャツを買い与える場面を思い出し、程開顔が同僚との食事でコーラで乾杯している場面とか見ると初めてコーラというものを飲んだというシーンとかを思い出すのです。高校に行くにもすぐ許可がもらえなかった宋運輝が、今や大企業の領導で県の役人がはばかるような存在となっているというようなセリフもありますが、それだけでなく、こういう過去と現在の鮮やかな対比を見せる構成のうまさはさすが。

 と、簡単にレビューしたところで、残り9集。

 明日も日曜日なので、頑張ればなんとかクリアできそう?本気出せと言ってももらったし、頑張るw

 とか言って、実はこれと「上陽賦」以外にも「武林秘案之美人图鉴」とか見てたりします。まあ息抜きにはちょうどいい。