１～５集
ちょっと少ないのですが、配信の仕方が最初に１集でその後も２集とか１集とか。よく見る最初にまとまって８集くらい出してくるというパタンでなかったので、困惑しております。
あんまりいっぺんに出されても困惑するんですけどね、こういうのも困るｗ
導演が楊振宇だし、脚本が「慶余年」の王倦というのはプラス要素だったけど、実はあんまり期待しないようにしてました。
なぜかと言うとゲーム系のドラマは当たりはずれが多い。配信前に聞こえてくるのが主演は肖戦ということばかり。これまでに主演の名前ばかりがクローズアップされてる作品も当たりはずれが多いのを見てきた。
なので用心しつつ、視聴開始。
唐家三少原作のドラマ化ですが、膨大な原作を元にしたオンラインゲームがあります。ドラマもＲＰＧの風味が濃いです。
ドラマは主役の唐三が自分の持つ力に目覚め、仲間や敵との出会いや試練を通して成長していくという話の展開ですね。
第１集を見てると、ドラクエみたいに「旅立ち」とかクレジット出てきそうな気がする。主人公が朝起きるところから始まるとか、もうドラクエしか頭に出てこなかった。
隠れた力を持ってる主人公唐三が父と二人暮らしていた山奥の村から、魂師を養成する学苑に入るために出てくる。するとそこには、城主の息子というわがまま放題の悪玉蕭塵宇とその手下がいて、早速絡まれる。
そして、突然現れたテンションの高い娘小舞とはたちまちいい雰囲気になってしまう展開の早さ。そんなことにのんびり関わってはいないＲＰＧ的スピード感。
この世界では、魂師と呼ばれる特殊な能力も持つ人間たちが存在。彼らは武魂と呼ばれる守護霊というか使い魔的なものをそれぞれに持っている。あるものは虎であったり、兎であったりするが、唐三のは藍銀草という植物。最弱の武魂しか持たないと蕭塵宇たちには軽視されるが、生まれながらに満魂力という一万人に一人の人間とわかると自分の手下にしようとしてくる。つまりアビリティは弱いのしかないけど、ＭＰは最初からマックスということですかね？
実は彼は二つの武魂を同時に持つという双生武魂の持ち主。もう一つの武魂は昊天錘だが、昊天錘に人殺しをさせるなとこのことを秘密にするよう父に厳命されている。村で鍛冶屋をしている父唐昊も魂師に関わる前歴がありそうです。
とにかく、見かけ以上に力をもっている唐三はさらに能力に磨きをかけつつ、権力をたてに嫌がらせをしてくる蕭塵宇たちとまず対決することになります。
今のところ、幅を利かせている蕭塵宇ですが、ただの通過地点でたちまち置き去りにされてしまいそうです。
彼らとの争いを通じて、唐三はさらにレベルアップして高い能力を身につけていきます。
唐三や父だけでなく、小舞にも秘密があるし、彼を学苑に入れる紹介状を書いた武魂殿の素雲涛にも何かありそうです。
とにかく４０集分の５集を見ただけ。まだ話は始まったばかりです。
肖戦の唐三は、キャラ的にちょうど魏嬰＠陳情令と張小凡＠誅仙の中間ぐらいと言ったら乱暴でしょうか。なかなか元気な少年で、正義感もあり、勇敢ですが、魏嬰ほどの放埓さはなくて、穏健と言ってもいい性格です。
今回、配音も自分でしてるのも話題ですが、不慣れな感じがして、ほほえましい。
小舞の配音がベテラン喬詩語なんで、出会った当初の押されまくってる感じがよく出てるとも言えるｗ
彼の出演した古装作品はみんな見てると思うのですが、ここまでの部分では一番素直な「少年ジャンプ」的主人公と言う感じを受けています。
「陳情令」の魏嬰にしろ、「慶余年」の言冰雲にしろ、相当にこじれてましたからね～
明るく元気な唐三見てるのは楽しいです。
彼の父唐昊は、なんと鐘鎮涛。唐三が村を出てしまったのですが、親父さんがたくさん活躍してくれることを期待しております。
他にもまだイケおじが期待できそうなのもうれしい。
そういや唐三にレベルアップする方法を教えた大師玉正剛は、台湾の辰亦儒。彼も師父世代を演じるようになったのかと感慨深いものがあります。
ヒロイン小舞は呉宣儀。火箭少女１０１のメンバーだそうですが、そっちの方は全く知識がない。
同じような経歴で出てくる若手も多いけど、中にはいろいろな人が混ざってるんでひやひや。ですけど、私的基準でもこの人は大丈夫でした。結構がっかりさせられることも多くてね～よかった。
ここまでで登場したキャラでは後は素雲涛の中の人崔鵬になじみがあるだけ。若手は肖戦しか見覚えがない状態ですが、これから顔見知りの人も出てくるようです。もっともドラマを通して、新しい若手を見つけられるといいなとそれも楽しみではあります。
ということで、とりいそぎどんな感じのドラマだったかだけの話でしたｗ
