13~24集(大結局)
とにかく最後まで見ました・・・で?
素晴らしい大結局とか期待してなかったので泣いてませんが、やっぱりな~とげっそりしてます。
実は私がよろよろと原作を覗いてあったのがひとつ前の「秦岭神樹」まで。この「雲頂天宮」からは自分で確かめてはいないのですが・・・ネット情報とかによると、解雨臣の出番とかは原作にはないのに無理に入れたとか言う話。
どうも李易峰版の最初からオリジナルキャラだのエピソードなど持ち込んではことごとく外しちゃってる感じがするんです。それをやって成功してる「山河令」のようなのもありますが、原作を削ったりつけたしたりしてさらに良い話を組み立てる脚本力とそれを体現する俳優、スタッフがそろわないと成功は難しいんでしょうね。
増やしたところがどこかよくわからないわけですが、もし万が一この続編が出てきても都合の悪いところはまたなかったことになってるんじゃないか?と邪推してます。
まあ、とにかく雲頂天宮での冒険が今回の中心。それだけにしとけばいいのに、そこは原作準拠?で北京の霍家や解雨臣らの話も並行して入れてくる、それで先の方でに彼らの動きと呉邪達の動きが一つに収れんして「大結局」となればいいのですが・・・
予想通り、また途中半端なところで終わってます。
この続きが「終極筆記」の内容になって、さらにその後に「大結局」上下が続く構成なので、すべてがすっきり収まらないのは仕方ないんですが、とにかく演員も違えば、ドラマの雰囲気も何もかもが違うので続いてる感じはしないです。
やっぱりこのドラマ、どこかいろいろ無理して作ったように見えてしまう。主役だけ交代した配役もそうです。それに人を寄せ付けない聖地のような存在だった雲頂天宮に次々人が集まってくる。解雨臣なんか何しに来たんだ?
どでかいムカデの化け物と張起霊の戦い場面、さあ張起霊の見せ場!というところで呉邪達と一緒にカメラも去ってしまって、次に出てきた張起霊はもうムカデ倒した後。見せ場、どうした?予算がなくて合成できなかったのか? 見せ場と言えば、主役の呉邪が活躍しない。映ってる時間は確かに一番長いんだけど、颯爽としたところを見せてくれない。呉三省や陳皮阿四都の場面になると、おじいちゃんに甘える孫にしか見えてこない。
小三爺と言われる由縁がどこにも見えてこない。
見せ場のなかった張起霊と呉邪、主役って何?とか突っ込む。
他にも、姚櫓の鬘は似合わないとか、陳皮阿四はもう90歳くらいじゃないのかと思われるのに演員何中華?とか、いろいろ細かいところまで突っ込みだすとキリがなくて・・・覚悟はしてたのでがっかりはしてないけど、もうちょっとな~と嘆かずにはいられない感じ。
これを見てしまわないと「盗墓筆記」の話が連続しないので、それだけを目当てにがんばったのですが、はたしてどれだけ原作をなぞっていたのか?という疑問が出てきてちょっと凹んでます。やっぱり原作追わないといけないですかね~どっちにしても「大結局」見ないとケリがつかないわけです。
「成功には多くの父がいるが失敗は孤児である」というような言葉をケネディが言ってましたが、このドラマ、次々ボク知らない~という人が出てきて、なんかもう「ドラマ」そのものが気の毒に思えてきています。でも、かける言葉がない・・・
演 員 角 色
白 澍 飾 吴 邪
张博宇 飾 王胖子
赵东泽 飾 张起灵
赵芮菡 飾 阿 宁
姚 橹 飾 呉三省
何中华 飾 陈皮阿四
斯琴高娃 飾 霍仙姑
刘学义 飾 解雨臣
白一弘 飾 潘 子
李 泽 飾 袈 裟
彭禺厶 飾 顺 子
姚奕辰 飾 青年吴三省
黄 羿 飾 霍秀秀
谢 宁 飾 海 叔
職 員
原 著 南派三叔
導 演 刘国辉、周煜壹