41~50集(大結局)
見ちゃいました~
で、これ日本上陸決まってるんですよね~
大結局でのけぞったということだけ最初にお伝えして、しばらくぶりに立ち入り禁止ゾーン設定します。
41集からは虚竹が少林寺へ戻り、いよいよ少林寺に一同が終結しての見せ場になります。
この少林寺での三兄弟集結から蕭峯、虚竹、段譽vs游担之、丁春秋、慕容复の対決シーン、2003年版を何度繰り返してみたことでしょうw
今回もなかなかしっかりと見せ場になってました。私の知る限り、この4人に武打星は一人もいないので特攻頼みになってしまうのはやむを得ないのでしょうね。
そこから蕭峯と慕容复の父親たちの登場、掃地僧の登場と武侠ドラマ的にはクライマックス。
今度の掃地僧はなんと袁祥仁。彼が登場しただけで、武打成分の不足を十分に補ってくれました。しかし、お年をとられましたね~まだまだお元気で活躍していただきたいものです。
しかし、何度見ても、どれを見ても、迷惑極まりない父親たちです。
こっちと同時進行で虚竹の両親も明らかになり、三人とも頭真っ白でしょうか?そこに阿紫まで妹だと知った段譽のあきれ顔。虚竹も自分の息子かと思う段正淳・・・
ここを過ぎると今度は西夏の公主の婿選びになります。その間に慕容复を見切った王語嫣がようやく段譽の愛を受け入れる枯れ井戸の一幕。あれ?そうなの?段譽君、後のショック大きいぞとか突っ込みつつ見る。
婿選びの方もあっさり、あっという間に虚竹と夢姑が再会しています。ここでも目論見の外れた慕容复はどんどん崖っぷちへ。
西夏では木婉青が王語嫣を伴って現れた段譽にきっちり三行半を突き付けています。「いくら兄妹と分かったからと言って、もう他の女に乗り換えるの?あんなに結婚を誓ったのに!」とかいう木婉青の怒りは誠にもっともです。
西夏でも、この後の段延慶に取りついての大理乗っ取り計画も失敗。包不同を殺し、配下にも見捨てられた慕容复は両親たちの死に激高した段譽に徹底的に打ち負かされてしまいます。
この結果、慕容复は正気を失って・・・というのがこの後の展開ですが、今回の慕容复ははここに至るまでにすでに静かに精神を病んでいっているのがわかる演出になってると思います。これは悪くないですね。
そして、段譽は大理の皇帝に、虚竹は霊鷲宮で夢姑と、蕭峯は阿紫を連れて遼にと別れていきます。
次は、耶律洪基が宋を攻めようとして、板ばさみになる蕭峯の苦悩と決断から大結局という運びになります。
遼国で蕭峯が捕らえられたと聞いて助けに向かう段譽、虚竹率いる一団。この後の経緯に他のドラマとの違いはあまりないのですが、やっぱりコンパクトになってる気がします。
そして、雁門関での蕭峯死後の話がしっかり組み込まれていました。ここからが何とほぼオリジナル!
2003年版は蕭峯の死で慟哭する段譽たちの姿を写して劇終、中華ドラマ初心者だった当時、あまりのブツ切れ具合に絶句したものです。他の版だともう少し雁門関以後の話もついてはいるんですが、今回のように「充実」しているのは初めて。
で、申し訳ないですが、ここから先の話は見た人オンリーでお願いします。すでに日本版が出ることが明らかになっているので、ぜひそちらでご覧いただければと思います。そんなの関係なく楽しめるよ~とおっしゃる方もみえますが、私は自分がネタバレされるのいやな方なので、ちょっと離してみました。
雁門関以後の話は、演職員表の後に・・・未視聴の方にはお薦めしません。でも、話はしたいという身勝手な私💦
本国での評価は散々なことも言われてますが、視聴者それぞれが独自のイメージを持ってるのに完璧を求めるのがもともと無理な話だし、私的にはそんなにまで言わなくてもな~と思うところも多いのです。
何と言ってもやっぱり天龍八部はよいのです。見る価値は十分にありました。
演 員 角色
杨祐宁 飾 乔峰
文咏珊 飾 王语嫣
白 澍 飾 段誉
张天阳 飾 虚竹
苏 青 飾 阿朱
何泓姗 飾 阿紫
于荣光 飾 耶律洪基
黄 奕 飾 秦红棉
沈晓海 飾 段正明
邱心志 飾 段正淳
吕良伟 飾 汪剑通
朱 珠 飾 康敏
高泰宇 飾 慕容复
曾一萱 飾 天山童姥
刘美彤 飾 木婉清
孟 丽 飾 李秋水
马雅舒 飾 李青萝
刘玉翠 飾 阮星竹
徐冬冬 飾 刀白凤
王婉娟 飾 甘宝宝
朱晓渔 飾 鸠摩智
孙雅丽 飾 钟灵
蒿雨雨 飾 阿碧
杜厚佳 飾 游坦之
赵振廷 飾 全冠清
周 璞 飾 白世镜
楷 旋 飾 梦姑
孙 玮 飾 段延庆
孙 玮 飾 萧远山
苏倩薇 飾 叶二娘
董可飞 飾 南海鳄神
王亦凡 飾 云中鹤
苗皓钧 飾 丁春秋
袁祥仁 飾 扫地僧
崔 鹏 飾 无崖子
李昊翰 飾 玄慈方丈
王同辉 飾 慕容博
于 安 飾 古笃诚
梁世民 飾 傅思归
陈志杰 飾 朱丹臣
吴 濠 飾 褚万里
郭家诺 飾 邓百川
王 斌 飾 公冶乾
李洪权 飾 包不同
黄烁文 飾 风波恶
墨 阳 飾 薛神医
崔 鹏 飾 无崖子
蒋中炜 飾 钟万仇
刘冠霖 飾 马大元
褚丰铭 飾 乌老大
吕易姗 飾 余婆
職 員
出品人 薛继军、孙忠怀、曹华益、陈德文、迟立安
制作人 夏晓辉、方芳、蒋晓荣、张萌
監 制 庄殿君、韩志杰、徐佳
原 著 金庸
導 演 于荣光、彭杰、司小冬、赵佳
編 劇 袁子弹
美術設計 崔曜琛、俞向辉、肖晗
動作指導 司小冬、雷正彪、魏国庆
造形設計 范笑吟
服装設計 莫晓敏、王文强、李云彬
視覚特攻 庄严
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さて、雁門関以後。
それぞれのその後が描かれます。耶律洪基はともかくとして、段譽と虚竹に慕容复・・・それに王語嫣。
いいんですかね?金庸先生が泉下でお怒りなんじゃ?と思いつつ、段譽に関してはこっちの方がおさまりがいいと思う。でも、虚竹はね~あんたそれでいいの?
とか突っ込みつつ、結構びっくりした大結局でした。ここまでわりに原作準拠だったせいもあります。トンデモ笑傲江湖その1,その2みたいなもんなら、今更驚きはしませんとも。
王語嫣が慕容复のところに戻っていくという改作後の原作準拠の2013版はどうしても何か背中がもぞもぞして気分が悪い。特にあのドラマの王語嫣見てると、欲しかった男を手に入れて舌なめずりしてそうな不気味さがあってですね・・・中の人、「倚天屠龍記」の時はほんとに可愛かったのに~
段譽の愛を受け入れたものの、正気を失って阿碧と彷徨う慕容复の姿を見た王語嫣が二人の間で悩む、というはあってもいいかなと許容範囲。出家を考えた彼女を段譽が迎えに行くという展開は改作版のメンツも立てつつ、改作前の方向に修正しています。
この改編、また議論を巻き起こしそうですが、私のように「金庸先生、ひどい・・・」と泣いていた人間にはそう悪いものではありませんでした。
けど、その分、虚竹が・・・一人霊鷲宮を去って、僧として生きていくという虚竹はいいのか?夢姑はどうしたの?
どうもこの大結局、これ以後というかこの前後に何があったんだと視聴者の想像に任せる部分が大きくなってる気がします。ええ、もう滅茶苦茶妄想働かせていますともw
私的には相当満足して見終われました。