江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

且試天下 その3

19~34集

 

 後6集までやってきました。正直なところ、途中でへばってしまいそうになりました。
 どうにも話がとっ散らかってしまった感があるのと、あちこち詰めが甘いところを感じるのが主な原因ですが、なんといってもアクションシーンが減ってしまった!!!
 これが大きいのですよ。初めの方がよかっただけにがっかりする武侠迷がここに一人😢

 

 加えて、あちこちから聞こえてくる視聴意欲を削ぐような話題の数々。弱り目に祟り目というか、ケチが付き始めると雪崩を打ったようになるもんですね~

 「鶴唳華亭」からパクってるとかいう話も聞こえてきますが、どうなんでしょうね?主人公豊蘭息の雍国王家における位置とかは確かに似てるんだけど、某Pが作った某金庸ドラマとかに比べりゃ「まあ設定が似てるからな~」程度にしか思えないんです。もっとも「鶴唳華亭」見なおしたわけではないので、個人的感想です。

 似てるというなら猜疑心が強いばかりに老醜をさらす皇帝などというのは「琅琊榜」ですよ~とあくまでもそっちに持ってく琅琊榜迷w

 

 今回視聴分はちょっと長めになってしまったので、話もずいぶん進みました。

 この間に、豊蘭息が黒豊息だということが父親にばれてしまい、父王激怒。豊蘭息は内功を廃されてしまいます。手柄を立てて、罪を償えというわけで幽州の公主華純然の婿選びに行って来いといわれて幽州へ。こちらの公主は兄と次期国王の座を争っています。そこへ皇朝が玉無縁と共にやってきます。

 


 この華純然を演じるのが安悦溪。天下を狙って冷徹な陰謀をめぐらす第一美人という設定のようですが、彼女のキャラとは雰囲気がちょっと合わない気がする。

 

 この婿選びも雍国王もうまくやり過ごした豊蘭息と白風夕、今度は白風夕の師父が殺されてしまいます。それを彼女のせいだと思い込んだ師父の娘に刺されて死の瀬戸際の彼女を救うために蘭息は太陰老人からもらった蘭因璧月を使います。ところが彼女には固形物を摂取できないというので、自分で噛んで口移し・・・結果、彼女が助かったのはもちろん、彼の内功まで完全復活。なんという都合の良い💦

 

 ま、おかげでかっこいい手さばきで敵をふっ飛ばす内力パワーアップ豊蘭息@楊洋、白風夕@趙露思に鳳栖梧@宣璐のかっこいいアクションシーンが戻ってきてくれてちょっと満足。

 雍国内でのごたごたはとりあえず今回視聴分でカタがつきました。

 なので、この後は他の国をまじえて、大東帝国全体を舞台にした展開が来るのでしょうか?相手になるのは玉無縁と彼に操られた皇朝やらあれやこれやのみなさん? 
 
 現時点では視聴者にだけは明らかにされている白風夕は実は青州の公主という秘密、あんなにすごい諜報能力を持つ隠泉水榭なのに知らないのか?という当然の疑問。

 

 このドラマ、展開にあまり意外性がないので、このロマンスもステロタイプで進むんでしょうねえ。

 迷子的期待を背負ってる皇帝や各国王のイケおじのみなさん。杜志国の大東皇帝がナレ死してしまったのにはがっかり。王崗の幽王は結構出番があるけど、黒子の北王ってあれで終わりじゃないよね?などと期待。←そこか?←そこです


 どうも楊洋の古装劇って、なんかこういう風に途中で視聴意欲へたってしまうことが多いんですよね~楊洋見るだけでは満足できない系の人なのですよ💦
 まあ、最初からへたってしまってた某幻玄劇よりはよい出来ではないかとは思われます・・・脚本がんばってほしい。