且試天下　その４

３５～４０集（大結局）

　やっぱり予想の範囲内で話が進んで、なんというか丸く収めてしまった感じの４０集でした。

　一番の予想外は、黒子の北王が二度と出てこなかったことだったりするのですよ～

　７人の父親世代王様たち、終わりまでには代替わりしたようで、子ども世代がそれぞれ王やら皇帝やらに昇格、なんだけど、その王国とか帝国にあんまり広がりが感じられないのが一番残念な点かなと思うのです。国と言っても「刺客列伝」程度の描写でも「国」を意識させることもできるわけですから・・・💦

　今回視聴分は３５～３９集くらいは戦争場面が多く、それも結構しっかりと作り込まれていました。「杀～」と打ちかかって後は団子状態とか、アニメになるとかいうのもありましたから、しっかり陣立てして両軍が対峙、戦闘だけでなく、両軍の交渉とか補給問題や非戦闘民の扱いとかまでこのドラマで描かれるとは期待してなかった。

　ただ、上の方で兵が一人で「何とかの陣～配置換え～」とか旗振って指示してるけど、その兵を狙ってしまえばカタがつくんじゃないかと思ってしまう情け容赦ない視聴者。

　こういう戦闘シーンをたっぷり見せてくれた後、予想通りの展開となっていきます。

　予想外というか、期待もしてなかったことに、豊蘭息と白風夕こと風惜雲の婚礼が無事に終わった。
　そういや、やっぱり豊蘭息は彼女の正体知ってたw

　ここからいきなり５年後、皇朝との決着をつけようと再び戦争が起こる。このあたり、もう時間切れなのかその前に比べるとなんかバタバタしてる。その後の展開はもう駆け足ｗ

　すでに「白髪豊蘭息」の画像が流出していたおかげで、結末は見えていた感じです。どうも最近、白髪ネタが多い気がする・・・昔から「白髪魔女伝」なんかもあるわけですがね～最近ほんとによく見る。ただ、一視聴者としては白髪の似合う人とそうでもない人がいるな～と・・・最近見たのだと、山河令の温各行＠龚俊とか三生三世の東華帝君＠高偉光なんかはよく似合ってたと思うんです。楊洋・・・あまり似合わないかも・・・あくまでも個人的見解。

　髪の毛が黒から白に変わったことより、「この人、どこでこんな性格に変わった？」と目を剥いたのが雍王と大皇子です。つっこみますまいｗ

　ドラマ内で一番「あんたいらない」と思ったキャラが皇朝のうざい妹皇雨なのですが、彼女、何のために出てきたんですかね？ウザかっただけで、いいも悪いも何事もしないうちにナレ死してしまいました。

　どうもこういうキャラの作り方に温度差がありすぎる？というより一人のキャラが複数の立場を持って出てくるのが多すぎる？江湖の武芸者実は王族、忠臣実は裏切り者あたりはどうにかなるんだけど、立場は変わらなくてもキャラの性格が簡単に変わりすぎないか？

　武侠迷迷子としては、最初と最後の方の武打シーンはとても満足できましたが、話の構成には今ひとつ不満が残りました。

　主人公ＣＰが相思相愛べたべたしてことをしくじるということもなく、最後まで二人ともきっぱりとしたキャラを維持してくれたことは私の視聴意欲を持続させてくれました。これでバカップル化してたら、絶対最後までこれませんでした。

　ということで、明日からは「重生之門」メインかな？「余生」「祝卿好」とかリストにはあるけど、もう霧の向こうに消えちゃうかもしれないｗ

杨　洋　　飾　　黑丰息、丰兰息
赵露思　　飾　　白风夕、风惜云
张丰毅　　飾　　雍王
李若彤　　飾　　百里氏
宣　璐　　飾　　凤栖梧
赖　艺　　飾　　皇朝
刘芮麟　　飾　　丰莒
张天阳　　飾　　丰苌
江柏萱　　飾　　任如松
蒋　恺　　飾　　白建德
贺开朗　　飾　　燕瀛洲
王弘毅　　飾　　修九容
崔恩慈　　飾　　皇雨
郑晓宁　　飾　　冀王
姜　峰　　飾　　元禄
张昊唯　　飾　　玉无缘
安悦溪　　飾　　华纯然
王德顺　　飾　　太阴老人
冯国强　　飾　　尚也
岳跃利　　飾　　秦相
刘　旭　　飾　　张仲革
赵岩松　　飾　　祁延年
赵　昕　　飾　　环娘
黄　毅　　飾　　钟离
易大千　　飾　　景炎
杜志国　　飾　　淳禧帝