江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

逆水寒 その3

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いくとこまで行かなかった

 

逆水寒34集クリア。
顧惜朝、結局戚少商も殺せず、逆水寒も手に入れられず、丞相から「役立たず」とののしられて、邪道の武芸を強制的に身に付けさせられ、それでも戚少商殺しはうまくいかず、天牢に巣食う邪道の師父に仕えて、牢番をすることになってしまって、ほうきをもって掃除をしてたりする。悪の化身にでもされてるかと思ったけど、ただの掃除係。
で、そこに入り込んで操られている振りをしていた戚少商と手を組んでその邪道の親玉を倒す。
それで、改心したかというとそんなこともなく、皇帝の座を狙う丞相にお前のかいた本はすばらしいとほめられるとうれしそうに皇帝を捉える役割を引き受ける。
でも、それは戚少商やら鉄手たち四大名捕に邪魔されて、失敗。丞相には裏切られ、戚少商との決闘にはあっさりと負け、命がけで助けてくれた妻の晩晴は自殺する・・・といいことなし。悪の道を突き進むといっても、自分で皇帝になろうとするわけでもなく、権勢がほしいといいながら、結局は「ぼくちゃんをみとめてよ~~」という甘ったれた小悪党どまり。なんだか哀しい小悪党の顧惜朝くんなのでした。

 

最後にかつての恋人であった晩晴に自殺された鉄手は四大名捕を辞職してしまう。そのかわりを戚少商が引き受けるという話で終わってるんですが、これっていいんでしょうか。
そういや、少年四大名捕では歩けるようになっていた無情がここでは車椅子でした。原作はどうなってるんだろ、車椅子に乗ってる人がかならず歩くようになるってのは、すごく気に入らない設定なんですけどねえ。まあ、話の統一性やら時間的なずれやらあるのは、しかたないんでしょうけど、それにしても四大名捕がみ~~んなおじさん。特に、冷血と追命がおじさんすぎる!ひょっとしてこれは四大名捕の代替わりの話なのか???