江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

日本版 天下第一 その2

素朴な疑問


日本語版の天下第一、6枚目までクリア。
6枚目って、すごいのよねえ。
上官海棠と萬三千の婚約から一気にラストまで110分ばかりのDVDになってるんだけど、これだけ見て話はわかるもんだろうか。
朱無視が皇帝の座を狙うってのはあっても、実際に反乱を起こした場面はないし、海棠の死はあってもそのあと天涯たちが飄絮を疑いだす場面もないし、素心が古三通が朱無視に陥れられたことを知る経過の場面もない。
中国版で全ストーリを知ってて見てるダイジェスト版だから、話のつながりがないことが余計に気になるのかもしれないけど。他の、例えば「連城訣」なんかと比べてもつながりがなさ過ぎる気がする。
しつこいくらいの繰り返しをカットしたことには、大賛成なんだけどなあ。
なんかもう少し切りようがあったんではないだろうか。
これじゃ何で最後に3人の大内密偵が、義父であったりボスであったりする朱無視に決戦を挑むのかさっぱりわからないんじゃなかろうか。
だいたいこのつながりだと、朱無視は曾公公を倒してから「悪い人」になったみたいにもみえるけど、本当は古三通と仲良くしてたころからもう「悪い人」だったはず。ストーリを変えてしまうのはやっぱりまずいんじゃないかなあ。
今回の教訓、武侠電視劇をみるなら、日本語ダイジェスト版より、中国語がよくわからなくても中国語版フルバージョン。
ただし、連城訣は例外・・・