江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

隋唐英雄伝 その2

また、ぶつっ!!だった


42集まで、終了。まあ、この話は日本でいうなら太平記とか太閤記とか赤穂浪士とかってたぐいなんでしょうね。登場人物も話の運びもたいてい一応の歴史的事実があって、見てるほうもだいたのところを承知の上で見てるってこと。
さすがに、李世民が兄弟を殺して、唐の二代皇帝になったってくらいは知ってたけど、その周囲の将軍たちまでは知らない。で、たぶん、中国的には、このドラマに出てきた人たちって、例えば山本勘助とか石田光成とかって感じなのかなあ。誰が実在して、だれが実在してないのかまでリサーチしてませんが。
イメージ 1とはいえ、いくらなんでも、この李世民はいい人過ぎる。罠にはめられても黙って天牢に入り、殺されそうになっても兄弟だからと許してやり、英雄を部下に迎えるためなら・・・と股くぐりまでやろうとして・・・最後に、秦叔宝たちが「天下百姓のために、なんでもするっていったじゃないか」てなことを言って、せまって、ようやくどうしようもない兄の太子と弟を殺すことに同意する・・・わらっちゃうくらいいい人なんです、もうセイント李世民ってぐらい。
最後は、秦叔宝の恋人を迎えに、皇帝自ら片田舎にでかけていって、ふたりが手を取り合って、ぶつっ!!
PPLのほうで続編も配信されてますけど、最近どうしたものか真夜中過ぎないと流れてこない・・・また、そのうちどこかで見られるでしょう・・・あんまり、続編には期待しないことにしてます。

笑っちゃうといえば、今日の「大旗英雄伝」・・・また雲箏が出てきたら、またうじうじ・・・・で、まただまされかけてる。彼の「いい人ぶり」は、いい人過ぎてお馬鹿の域にまで達しちゃってますわ・・・
それに鉄中棠は、まぐれあたりで夜帝夫人からトップクラスの内功をいただいてしまう・・・う~ん、それは別にいいんだけどね、よくある話だし。けど、あの伝え方は、「天龍八部」で虚竹が無崖子から神功をもらったとこと一緒の頭と頭がごっつんこ方式・・・
もうひとつ、「かいしんこー」って音で聞いてて、「嫁衣神功」のことかと思いつくまで、しばらくかかった。DVDで聞きなれてた中国語とテレビで聞きなれていた日本をミックスし「じゃーいーしんこー」って、読みなれてたもんで。ドラマの中で、夜帝夫人が「かいしんこー」について、鉄中東に詳しく教えてるけど、登場人物の名前みたいに武芸の名前とかも漢字でテロップしてほしいなあ。カタカナとか音だけだと、なんのことやらさっぱりわからないんだもの。