江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

休みの日は林志頴 天庭外伝

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ひさびさに小志的電影です


 「放羊的星星」があったせいで、しばらく触ってなかった小志的電影です。
 でも、これなあ・・・なんで、孫悟空なんだ?
 林志頴の電影って言うより、釈小龍の電影です。エンドロールに1998年ってあったから、やっと軍隊から解放されたばかりのころ。軍隊に入れられてしまう前とは違ってしまって、不遇を囲ってたころですか。そういや、このころの作品って「不死心霊」にしても、なんで小志、あんたがすんのよって感じのが多い。中国のBBSに、「徴兵されることがなく、あのままずっと芸能活動をしてたら、どんな活躍をしてたのか、ほんとに台湾の男性俳優には不公平だ」って書き込みがあったけど、ほんとにそうだ。
 彼があれほどこだわった時装劇にももっと早く出演して、今度の「放羊的星星」以上の人気をあげてたかもしれない。けど、そうすると、古装劇に出ることはなくて、小魚児も段譽もなくて、彼を知る機会はなかったわけかもしれないわけで、まあ、「禍福は糾える縄の如し」ってことですか。
 気分は複雑ですが、作品の内容は・・・ないっていうと、いいすぎか。とにかく単純。
 釈小龍が挪拕で、郝邵文が八戒、それに、林志頴が孫悟空という組み合わせなんですが、特別三人で何するってわけでもない。東海竜王の三太子との結婚を嫌った、西海竜王の公主小龍女!を助けるって話が一応のメインストーリ。挪拕と八戒のいたずらやら、孫悟空の大暴れやら、まあ、にぎやかなシーンがあって、最後は大暴れした罰に500年岩の下に閉じ込められるってところで終わるわけです。
 張衛健と違って、林志頴の猿まねは無理してるなあって見ててつらいものがあった。張衛健だと、そういう感じはさせないし、むしろのびのびやってる感じ。やっぱり小志は挪拕がいい!!
気軽に見ようとして、かえって疲れてしまった大姐でした。