江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

笑傲江湖 その13

出た!辟邪剣譜 出た!碧血剣


笑傲江湖」も4分の3。とうとう辟邪剣譜が姿を現し、それとともに登場人物たちの隠されてた本性やら正体やらも次々とあからさまにされてしまった今週分です。さすが、辟邪剣譜の威力はすさまじいものがあります。
 左冷禅のスパイだった労徳諾の正体が、ばれたのはかわいいほう。岳不群も、辟邪剣譜を陰険に付けねらってた本性がむき出しになって・・・おっと、これはまだ来週か?
 気の毒なのは、林平之。ここまでは、まだ親の敵討ちをひたすらに願う良くも悪くも素直なおぼっちゃまだったのが、師父に負けないくらい陰険な人間に変身していくことに・・・お馬鹿な世間知らずだった以外になんも悪いことしてないのにねえ・・・可憐的小林子。
 逆に呉天徳将軍の正体がばれたことで、世間的にも正義の士と認められるようになっていく令狐沖。定逸師太の死に際の言葉で、恒山派の掌門となり、「魔教に関わって崋山派を破門された正派の敵」という日陰の身から、日の当たる場所へと出てくることに。でも、以前のように快快楽楽とした大師兄ではもうなく、世間を離れたところから見る思索の人的な雰囲気がまといついています。大人になった令狐沖の登場です・・・
 いい人といえば、不可不戒和尚も「いい人」として、恒山派の尼僧たちにすっかり慕われてw

 さて、とうとう碧血剣の予告編が登場。
 この前、笑傲江湖の予告編が出たときは手放しでうれしかったんだけど、今回はちょっと複雑。どっちも好きなのよねえ。
 まだ見てない人には、碧血剣のおもしろさを知ってほしいなあと思うんだけど、笑傲江湖がおしまいってのは寂しかったりして・・・人間とは悩みの尽きないものです(笑)