江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

碧血剣 その12

阿九登場


温家から金をとりもどし、温儀の遺言にしたがって、青々と旅立った袁承志、南京で阿九と出会い、仙都派の揉め事にまきこまれるという第5集、第6集でした。

いつも思うんだけど、袁承志とか虚竹に段譽とか令狐沖とか武芸の達人がそばにいてどうして簡単に自害させちゃうわけなんでしょ?
殺気!とかって、とんでくる暗器を苦もなくかわせる連中なのに、自分に向かう殺意は感じられないわけ?納得できない!


イメージ 1阿九が登場したわけですが、私にはどうしても袁承志は彼女に一目ぼれしてるって思えるんですよね。原作でもそう思ったんだけど。青々とは、「好兄弟」で嫌いってわけじゃないけど、恋してるとはどうしても思えない。温儀に頼まれたから、「お願いされたから、責任持たなくちゃ」って感じがどうしてもつきまとうんです。
原作のように温儀が殺されたんじゃなくて、自害するもんで、袁承志に恋してる娘をそんなつもりのない承志に押し付けるために死んだように見えちゃうんですよね。そういう見方がひねてるのかもしれませんが・・・死なれたほうはたまらない。
だから、青々の片思いがいつ、相思相愛になっていくかってのも個人的には気になるところです。

きつ~~い性格の青々、それ以上にめちゃくちゃきつい、というか性格の悪い孫仲君と比べるとなんとなく優しそうに見えてしまう阿九ですが、鹿鼎記の九難のきつさを考えると、こちらも負けてないはずです。
これから、まだまだたくさん出てくるきつ~~い女侠たち、楽しみですねえ。