江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

碧血剣 その19

  まとめて23集まで

 

あっちゃこっちゃしてて、しばらく忘れてた碧血剣
どうやっても、青青が今一つなのよねえ。
原作だとずっと彼女を男と思い込んでた何鉄手もあっという間に「あら?女だったの」だし、いつの間にか袁承志は青青に夢中ってことになってるけどなあ。
こういうわけのわからないわがままさって男は「かわいい」と思うんだろうか?めんどくさい、うっとおしいと思うのは、私がおばさんだからか?
結局、焦宛児も阿九も彼女の勢いに負けて、身を引くってことか・・・世の中言い切ったもん勝ちってことね。
とか、おばさんの感想はさておき・・・

 

さてさて、話は燕京を舞台に五毒教の因縁話と宮廷の陰謀と青青のヒスを中心に進んでいきます。
金蛇老君がらみの話が出てくると、BGMまでがうっとおしくなる。まあ、普通に考えてもそりゃ、あんたが悪い。何紅薬が怒るのが当然。
その武芸を受けついだ袁承志もここまでくるとさすがに多少は陰謀をめぐらせたり、人を利用したり・・・何鉄手そのものをふりまわしたのはおまけにしても、格段の成長ぶり。付き合う人間がわるかったせでしょうねえ。

 

この恵王のクーデターをめぐる人間関係を見てると、中国って国は大変だなあと改めて思うなあ。漢人社会を守るという点では、反乱を起こした恵王も皇帝崇禎もそれを守る安剣清も敵と狙う袁承志も同じ。李自成の反乱軍と後金(清)のどちらを「悪」ととらえるかによって、敵味方が入り乱れるわけだけど、このへんの入り乱れ方がそれこそ始皇帝の昔から現在までつづいてるわけで・・・ほんと大変。

 

そういやオリンピックも始まったんだっけ。未だかつてスポーツ系の行事に興味があったことのない人間ですが・・・争うのはスポーツの中だけにしてほしい、と心から願います。
オリンピックを代理戦争といったのはバナード・ショーだったっけ?このさい、代理戦争で世界が平和なら、それでいいじゃないかと思ってる非スポーツ人間です。
と、話がずれた。
碧血剣が終わったんで、珍しくオリンピック開会式見てます。

 

これからストーリーは明国崩壊へと一気にすすんでいきますが・・・

 

あ!吊った!!武侠映画だ!!李寧が軽功やってる!!爆笑!!
ええい、気が散る。そういや、張艺謀だっけ。
武侠な奥运会開会式か・・・さすがあ。

 

で、ネタばれはいけないと思いつつ、どんどん人間不信になっていく袁承志を見ていくのはちょっと辛かったりするあと3回分です・・・