江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

雪山飛孤 その13

第15~16集


そろそろ、昼ドラ全開モード・・・やれやれ

苗人鳳を亡き者にしようと襲ってきた田帰農の手先と苗人鳳・胡斐の武打シーンからスタート、いい気分で見てたんだけどなあ。
娘の若蘭は、11歳のわりには女のいやらしさ全開。自分の娘なら、ひっぱたいてやる!

そこへ、袁紫衣再登場。
いつの間にか、胡斐の「彼女」になっちゃってる。なんかなあ、つりあい悪い。
程霊素は嫉妬でメラメラ、見事な三角関係完成。
私の趣味じゃあないわけです。
とはいえ、この手の話が好みなわが友人は今週もきちんと見てたようです。
彼女に言わせると、「はじめの方のチャンバラは余計」だそうで、蓼食う虫も好き好きってことです。

胡斐は、自分でも女心はさっぱりわからないと言ってるけど、見てる方も袁紫衣の考えていることがさっぱりわからない。苗若蘭もしっちゃかめっちゃかだし、程霊素はまだそれなりに一貫してる者の、毒使いらしい陰険さだしねえ・・・
もうちょっとましな女はいないのかと、思わず胡斐に同情してしまう。最終的な選択はどうであれ、まだ袁承志のほうがましだったかも。

ところで、苗人鳳はやっぱりアレ?胡斐の戦いぶりを見て「胡一刀とどんな関係だ」とまで気がついても、胡斐が彼の息子だということにまで思いが及ばない。いい人だし、大侠なんだけど、アレぶりは郭靖以上かも。きっと「オレオレ詐欺」とかに引っ掛かりやすいタイプなんだろうなあ。
この連中、おちついてしっかり話をしたら、この後の話は起こらないわけですが、それにしても江湖の人間は肝心な話をしない、聞かない。みんなが丘処機なんだもんなあ。