江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

雪山飛孤 その19

第29~30集


やっと本格的に「雪山飛孤」にシフトしたわけですが、余計な人物がいっぱい生き残って話をねばねばさせてます。

生き残ってしまった袁紫衣は「わたしは薄倖のヒロイン」オーラを全開させ、一人前の年齢になって再登場の苗若蘭は「わたしは天真爛漫なお転婆ヒロイン」オーラを全開・・・程霊素と袁紫衣の関係がぐるっと点対象になって、やっぱりうっとおしい。

7年後の胡斐登場ですが、やっぱり老け過ぎだよなあ。28って言ってたっけ?21が28になっただけじゃないか。
だいたい楊過の16年とくらべりゃ胡斐の7年はまだまだです。
それになあ、7年たったからといって天パがストレートになるもんか。ストレートパーマでもかけたか、雪山飛孤。

筆山荘は、香港武侠映画伝統の張りぼてっとした大理石づくりで、なんとも麗しい。その安っぽさと対照的に豪華な毛皮をみなさんで着こんで、こっちもなんとも麗しい・・・

筆山荘では、28年前の関係者ご一同を閉じ込めて、胡斐が「藪の中」をやってるわけなんですが、胡斐の思い切りの悪さにいらつく平阿四、自分の知ってる苗人鳳と平阿四のいう仇との落差に戸惑う胡斐です。
胡斐さえもっとしっかり苗人鳳と話をするとかしてれば、この後の話はもっと快調になるはずなんですが、とにかく肝心のことは何にも話さない連中ですから・・・思い込みと憶測で話は泥沼化の一途をたどりますねえ、やっぱり。

父親からは「アレ」なところを、母親からは上っ調子なところを受け継ぎ、そのうえ独自に「蓮っ葉」で「口軽」という資質まで兼ね備えた苗若蘭・・・原作の面影はどこにもない(;;)

イメージ 1イメージ 2そういえば、張衛健と謝霆鋒の「小魚児与花无缺」じゃ小魚児よりうんと若い燕南天をやってた呉慶哲です。彼って林志頴よりも4つも下なのよねえ。もっと若さはじける役したらいいのに。
ともあれ、あと10回。その分の「おまけ」ネタを探しとかなくっちゃ。
で、「10回しかない」「10回もある」あなたは、どっち?