江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

大唐游侠伝 その4

第7~11集


登場人物の主だったところは出そろって、話は一気に安禄山の反乱へと突入。
義父の遺体を盗み出し、仇を討つために王龍客たちに占拠された飛虎塞へ忍び込んだ鉄摩勒は、未熟な武功のせいで返り討ちにあい、結局仇を恨む王燕羽に助けられる。
イメージ 1彼の窮地を救ったのは巴音演じる物乞いの高手皇甫で、鉄家の家伝の開山刀法や内力を高める方法も伝授していく。その一方で、黒衣の殺手羊牧労としては安禄山を反乱に追い込んだかと思うと、彼の長男を朝廷にとらえさせたり、次男に天下をとる野心を持たせたりと暗躍する。
巴音が話の要になるいい役をしてます。物乞いの時は「老玩童」風で、殺手のときは「ダースベーダー」風とでもいうところ。
けど、皇甫と摩勒のやりとりを見てると、親子としか思えんなあ。
王龍客は段夫妻の息子じゃなさそうだけど、そっちは空空児か・・・

一介の草民鉄摩勒も、安禄山軍と朝廷の戦いに巻き込まれていく・・・ていうのが、このあたりのお話。

とにかく、アクションシーンが連続、それもけっこう凝った「殺陣」なんで見あきないです。
「鉄家の刀法」も「胡家の刀法」よりずっと多彩で楽しいしね。

32集の3分の1だけど、これだけ楽しめるドラマをほっとくのはもったいない。
MAXAM・NECOの連携プレイで、日本版出してくれないかなあ。
張紀中製作で監督は趙箭と林峰の神鵰侠侶トリオだし、舞台は日本でもなじみのある玄宗の時代だし、絶対お勧めなんだけど・・・