江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

游剣江湖 その1

第1~8集


 先日亡くなられた梁羽生先生原作の游剣江湖です。
 先々週に、一枚目のDVDを見たときには、まさかこんなことになるなんて思ってなかった。
 「大唐游侠伝」を見た後、梁羽生つながりで・・・くらいにしか思ってなかったのに、追悼になってしまった。

 ドラマは、香港のTVB製作の40集武侠電視劇です。
 演員表は、こんなふうになってます。
  陳 龍 飾 孟元超
  郭羡妮 飾 雲紫蘿
  何家勁 飾 繆長風
  陳怡蓉 飾 林無双
  陳錦鴻 飾 楊 牧
  李天翔 飾 牟忠涛
  姚 嵐 飾 彩 虹
  朱雨辰 飾 宋騰霄
  李 倩 飾 呂思美
  劉衛華 飾 北宮望

 正直、主人公以下あんまりなじみのある名前はないし、期待度はそんなでもなかった。
 演員のほうも、金超群の包青天で展照をやってた何家勁(ケニー・ホー)に、「尋秦記」に出てた郭羡妮(ソニア・クォック)、「荊軻伝奇」に出てた李倩、それにメロドラマ系悲劇のヒロインか騒がしいはねっかえりしかやるのを見たことがない陳怡蓉(タミー・チェン)の4人しか知らない。ちなみに今回ははねっかえってます。

イメージ 1 さて、お話は、山にこもって師父のもとで修業を重ねてきた孟元超が、師父の命で亡父の義兄弟がやってる威武鏢局にやってくるところから始まる。しかし、すでに義兄弟はなくなり、鏢局は夫人と娘の紫蘿が切り盛りしているもののかつての勢いはない。初めは角を突き合わせていた二人だが、だんだんと思いを寄せ合うようになり・・・その娘を好きな幼馴染宋騰霄と三角関係にもなったりします。
 武林で名高い高手ながら女に惚れっぽい琴と剣の達人繆長風は、死んだ師父の代わりに剣の腕比べをすることを主人公に強要するが・・・というメインからちょっと離れた所にいるけっこうおいしい役。けど、このキャラ張衛健の「少年張三豊」で蘇有朋がやってたぞ。
 見てて、苦笑したのが、チンピラにつかまって百花散って薬を盛られた雲紫蘿が「すぐにコトをいたさないとしんでしまう」という逆胡斐状態に陥って、元超がさっさといたしてしまったお話。その上、一度でご懐妊だもんなあ。ずっと山にこもってたにしては、ねえ(爆)

 この孟元超の父と彼の師父には、朝廷の財宝をめぐる陰謀に巻き込まれた過去があり、そのせいで追われる身となっていた。そのせいで、師父を殺された孟元超は、朝廷の手先をやっとの思いで殺すが、自分も崖から落ちていく(また、崖だ・・・当然、生きてますわ)
 しかし、この朝廷の財宝を奪った連中が狙ってる秘宝の一部ってのが、ちっぽけなヒスイの笛の一部。つまようじ程度(爆)

 というのが、DVD1枚目(第1~4集)のお話です。

 崖から落ちた元超は、扶桑派(扶桑って、日本のことか?)の林無双に助けられ、朝廷に追われる雲紫蘿母子は楊牧に助けられ・・・と、それぞれ助けられ、次のお話に入っていくのが第5,6集というところです。で、お互いに助けられた相手と・・・というところで、見事に飲んだくれた繆長風のせいで元超の子どもをおなかにしたまま雲紫蘿は楊牧と結婚してしまう。そこへ林無双とともに元超が帰って来て、タイミング悪く再会。
 と、ねばねばしそうな感じでちょっと警戒心。だって、ソニア・クォックもタミー・チェンもそんな役ばっかりしてるような気がするもんで、思い込みでしょうか?
 深く反省した繆長風と孟元超は、ちっぽけなヒスイの笛は、財宝の在処を示す手がかりだったことを知る。

 というのが、DVD2枚目(第5~8集)のお話。

 お初なんで、ちょっと詳しめにレビューしましたが、まだまだネタばれという話まではいってないんで乞うご容赦。
 これから、結構テンポが速くて、どんどこ話は転がっていって、おもしろいです。でも、登場人物はいっぱい、舞台もいっぱい、間があくと人間関係忘れそうだなあw