江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

四大名捕 その3

第11~22集


 全30集の中間部分。今回の悪女ヒロインは五毒教の教主の娘独孤依人(飾 李湘)。全身が毒の塊で、ふっと息を吹きかけられただけでばたばたと周りの人間が死んでしまうという毒神顔負けの少女。ただし、本人は善良ないい子。この少女とまたしても鉄手が真剣に恋に落ちてしまい・・・という韓流スターにあてた設定。
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 今回は、追命も無情も冷血も同じくらい脇に回ってしまった。
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 前のエピソードでは女装して浮かれてた追命、今度は五毒教の毒にあたって3歳の子どもに帰ってしまって、おしゃぶりをくわえさせられてた。どうもこの話、いくらなんでも追命が軽すぎる。水芙蓉と二人、はしゃぎまわってて、はっきりいって「うざい」くらい。
 独孤依人が殺したという朝廷のえらいさんは、本当は誰が殺したのかという謎ときと、絶対に人に触れることができない彼女と鉄手の恋、それを嫉妬する水芙蓉、毒に侵された追命はどうなるのか、またしても六扇門を掌中に収めようとする権力者との戦いというのが、おおざっぱなお話。
 別の話が三つかと思ってたけど、大枠ではやっぱり朝廷の権力争いが根っこにあるようです。

 ほんに気軽に見ていられるんで、私としてはつぎはぎを穴埋めしてるところの「大漢風」のえげつない呂薙の口直しにちょうどいい。しかし、あの眉毛と口紅、どうしても生理的嫌悪が・・・こんどこそとばさずに最後まで見るぞ!と思いつつ、12集でもうめげそう・・・ちょうど呂薙が牢役人のあそこをちょん切らせたあたりですが、それは別に平気で見てたりするわけで、人間なんに嫌悪を抱くかわからんもんですわ、まあ人それぞれですけど。