第21~22集 九難師太登場
前皇帝順治こと行痴大師を呉三桂やら神龍教やらなんやかんやから守るために少林寺で出家した小寶。そこはそれ、ドラマのこととてすぐに清涼寺の方丈に出世。少林寺のみなさんは、出て行ってくれて、さぞかしほっとしたことでしょう。
双児と小寶の再開を喜びあってるシーンとか見てると正直、この二人が例の夜までというか今までなんもなかったてのがちょっと信じられん気がしてくる。そう思わせてしまったのは演出の失敗?
今度は道士の群れに襲われ、ようやく逃げる気になった行痴だったが、なんだか説得力のない師父の言葉に逃げないで死ぬことを覚悟する。「余計なこと言いやがって」とむかつく小寶。わたしもそう思う。このあたりの「悟りきった高僧」ってやつの理屈は、小寶が阿珂を追い回すのとおんなじくらい理解不能です。
まあ、ともかく現実主義者小寶が「悟りきった」表情で焼け死のうとする玉林と行痴に水をぶっかけたのは痛快だった。
なんやかやで行痴を助け、康煕との再会にまでこぎつけたわけですが、「皇児~~」とわが子との再会を喜びながら、「お前にあったのは修行の邪魔だ」と突き放す行痴。そのくらいで修行とやらがリセットされるなら、そんなものたいした修行じゃなかろうと、思う非宗教人間です。
父親に突き放される康煕、彼を支え、気を晴らさせようとする小寶。二人でこれから清という国を作り上げていこうという康煕、そうだそうだと盛り上げる小寶。
それはいいんですけどねえ・・・「これは呉三桂だ!」「よし、小便をかけてやれ!」と二人で放尿するシーンです。いいんですか?行痴のいる建物の入り口に向かってやっちゃって・・・しかも、そのあと、そっちに向かって叩頭したりしてますが・・・(爆)
ダルバ君こと行顛に背負われて去っていく行痴、それを見送る康煕と小寶・・・なかなか泣かせるシーンでした。で、これでダルバ君見納め。
やっと北京に戻れることになって大喜びの小寶。それもつかの間、九難師太にさらわれ、それでもまたしても口八丁で彼女に取り入ってしまった。
「お前、その髪の毛どうした?」と九難に聞かれて「偽もんっすよ~~」とすぽっと鬘をとって見せたでしょう。そのあと、ぴたっと頭にくっついてるのに感心してしまった。最近の鬘って出来がいいんだわ。
この九難師太、碧血剣の阿九のその後なんですが、あまりの性格の変わりように袁承志と別れて以来の苦労がしのばれますw
ところで!
またしても我が家が中国語に翻訳してもらってるのを見つけた。
http://user.qzone.qq.com/396706155
ここです。
謝謝!以後、請多多関照!