江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

鹿鼎記 その27

第27~28集 みんなで雲南へ行こう!

 というわけで、建寧公主が呉三桂の息子呉応熊に降嫁することになり、その責任者となった韋小寶に天地会・神龍教・九難と阿珂もくっついて雲南へGO!ということになった今週分です。
 もともと、あの女の娘だ、懲らしめてやれ!と呉応熊に嫁にやることに決めた康煕ですから、本人はいやいやどころじゃない騒ぎ。それに加えて、腹に一物でくっついてきた連中をかかえて、よくまああんな遠くまで行ったもんだ・・・

 お待ちかねの向きも多かったローソクぽたぽたシーンですが、みなさんの評価はどうなんでしょうねえ?SMシーンがどうのこうのというより、ここまでテレビでの映像表現ができたということに感慨を覚えていたりしますが・・・

 阿珂が建寧の肩をはずして出て行ったあと、小寶が肩を入れてやって「こんなことばっかしてると、おれの嫁さんにしちまうぞ」といい「お嫁さんにしてくれるの、うれし~~」と彼女が白い服を脱いで小寶にせまってくというシーンが香港版では続いてます。
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ただ、これをつないだとしてもやっぱりこの画像みたいなシーンはカットされてますねえ。まあ、テレビですからねえ・・・日本でも放送しないんじゃなかろか?
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 小寶ってば、「不要~~」と言いながら、以後延々と雲南まで・・・

 それでも結局は雲南に到着・・・呉三桂が圧倒的な財力にものを言わせて、公主と賜婚使を出迎えます。見慣れた横店の景色も夜景に花火と松明で豪華に見えます。ここって、絶世双驕のときに妓楼だったんじゃなかったろうか。

 雲南では、建寧公主は小寶とすっかり夫婦気取りで、この嫁入り話をなんとか反故にしようと小寶をつつきまくる。
 表の世界では、皇帝の真意を探ろうと呉三桂親子は小寶を接待、小寶は皇帝より豪華な平西王府の暮らしぶりを小寶が皮肉っています。その皮肉が効きすぎたのか、小寶との親密ぶりを疑われた楊溢之が無残な姿に・・・
 テレビでは突然楊溢之が出てきた感じですが、原作だとあの鄭克爽を引っかけた嫁入りの場に乱入してきた野人は楊溢之なんですよね。しかし、野人って何だ?

 中華サイトの鹿鼎記のスレでも、「鹿鼎記」は民族問題とか微妙な問題を含んでいるから、書き込む内容には気をつけてって楼主の注意書きがあったりしてました。そんな微妙な問題含んでるなら、この野人こそカットしてもなんとか話続いたんじゃないの?

 などと突っ込みつつ、半分を越した日本版鹿鼎記です。先の中華サイトには「日本版の長さはどんなだ」というようなスレもありました。なんか世界中でどれが長い鹿鼎記ってわーわーやってる感じだねえ。今のところ一番長いのはやっぱり内地版。香港のTVBのはカットシーンが放送されてるものの全体が43分×45集だから別のところがばっさりカットされてる。台湾版は未確認だけど、あてにはすまい。
 内地版にTVBで放送されたカット分を脳内処理でつなぐと長くはなるわけです。
 だからさあ、完全版とか国際版とか出しましょうよw