第7~18集
朱元璋が「郭靖」だったのは、どうやら第6集まで。DVD3枚目にはいったとたん、自分が譲られるはずだった元帥の地位を横取りした養父の実の息子を見殺しにして、元帥の地位を奪ったのを皮切りに、陰険な手口と絶対服従を求める権力者としての顔を明らかにしてきました。自分の義兄弟である徐達、湯和とやっと出てきた常遇春の3人の武将と私でも名前を知ってる劉伯温、李善長、胡惟庸の3人の文人が朱元璋のもとに揃いましたが、彼らも朱元璋の顔色を見ながら、お互いを牽制し合って「名君のもとに一致団結」という感じではない。
朱元璋は一面豪放磊落に見えながら、影に隠れてこっそり不利な戦いを控えた側近たちの話をメモしてたり、ずっと以前のことをいつまでも根に持ってたりする陰険な面もあからさまになってきて、劉伯温には「将来、天下を取ったらやっかいな君主になる」と嘆かれています。最初の拠点となる金陵をゲットした途端に略奪を始めた軍の規律を守るために、身内を公開処刑に。さあ、朱元璋の本領発揮?これからも、こうやって理由をつけては、身内を殺し、その後で嘆き悲しんで見せるんでしょうかねえ。
現時点では、朱元璋は元の朝廷軍、仲間割れしている反乱軍の陳友諒の軍、張士誠の軍と対立していて、戦闘場面が続いています。洪都を陳友諒軍から100日守れと朱元璋に命じられた将軍藍玉の率いる軍と陳軍の戦いでは、「神鵰侠侶」に迫力と武功では負けるものの死体の山では勝るともおとらない死体の数でした。それに、第18集のクライマックスは鄱陽湖の戦いで、「赤壁」とまではいかないものの、テレビドラマにしてはけっこうがんばってます。
で、この朱元璋をやってるのはご存知胡軍ですが、そのほかにはあんまりおなじみの顔がいないこの作品ですが、それでもちょいちょい見た顔が。
そのうちの3人、当然おじさんです。
まずは、陳友諒をやってるのは李明@銭老本。途中で勝手に皇帝を名乗って、玉簫も吹いたりしてました。
もう一人は、元の将軍脱脱の涂们@左冷禅&呉三桂&今度は安禄山。今回は、堕落した朝廷に冷遇される愛国者のまじめな将軍をやってます。
そのうちの3人、当然おじさんです。
まずは、陳友諒をやってるのは李明@銭老本。途中で勝手に皇帝を名乗って、玉簫も吹いたりしてました。
もう一人は、元の将軍脱脱の涂们@左冷禅&呉三桂&今度は安禄山。今回は、堕落した朝廷に冷遇される愛国者のまじめな将軍をやってます。