19~35集
わずか15年で元を滅ぼし、40歳で皇帝にまで上り詰めるというのがだいたい20集くらいまでの話。陳友諒@李明との戦いは最後はあっけなく終わり、楽しみにしていた元の脱脱@涂们との対決はなし。ナレーションで済んでしまった・・・残念。前回見つけられなかった画像は発見。なんかこの涂们、左冷禅とか呉三桂とか安禄山とかを見てたんででかい人だってイメージがあったんだけど、ここじゃ太監の機嫌をとったりして、ひたすら低姿勢なきまじめな老人。それになんか体つきまで小さくなっちゃったような感じがするのよねえ。役者だねえ。
20集を過ぎると大明立国後に、新しく権力の座に加わってきた文官たち権力争いが話の中心。
皇帝になった朱元璋は、疑い深い性格で扱いにくい支配者になる。それを予想していた劉伯温は、仕える人間を間違ったとひたすら嘆き続けている。故郷に帰りたいと泣きごとを言いながらもずっと半泣きのような顔つきで皇帝に引っ張りまわされている劉伯温、なんか神機妙算劉伯温ってイメージと違うなあ。
だいたいこれで50過ぎってのは老けこみ過ぎだよなあ。
その能力を認めてとりたてた文官楊憲に、騙されていたことを知ったことからますます疑い深くなった朱元璋は錦衣衛を密かに作り、部下たちを見張らせる。武侠ワールドではおなじみの錦衣衛の登場で、話はますます陰険になりそうですなあ。
なんかこのドラマのテーマは明るい陰険さって気がしてきたよ。