江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

TVB版少年四大名捕 その2

7~10集

 徽宗皇帝直々の命で太祖が世話になった江湖の人間に残した「これを持ってたら、なんでも望みをかなえてやるぞよ」という危険極まりない金牌を探しだして、神捕司を再開してもらった諸葛正我。
 神捕司の最初の任務は、その徽宗の命ということにして奸臣蔡京が住民を酷使して開封にでかい石を集めている。その石を産出する天石村(石林ですなあ)というところで住民を酷使していた役人が神隠しにあうという事件が起こり、それを解決に向かうというお話。
 敵役蔡京とか、その手先凌落石父子、それに追命の家族、鐵手の父と妹、冷血の死んだ父母と伯母なんかも出てきてそろそろ過去の因縁ってやつがからまり出しました。
 四人の相手役の方は、無情に絡む女医、鐵手に絡む武林の藍天幇の娘、追命が絡む鐵手の妹、冷血を恩人と慕う凌落石の娘と出そろいましたが・・・これが見事にパタン。つまり・・・冷静でよく気の付く才女に、わがままで口の減らない自称武芸の達人、家庭的で明るい娘、父と兄の悪事を知らない無垢な少女って感じでしょうか。ちゃんと敵のスパイもいるみたいだし・・・w
 
 この事件の真相を暴いた4人は、村人を守るために「女媧娘娘が現れて~~」と皇帝相手に大ウソをついてごまかす。人情味に欠ける無情にもそんな配慮ができるようになったという感じです。
 ま、この事件を通して、少し4人の距離が縮まったわけです。
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 次は、開封を襲うキョンシー騒動と鏢局をカモにする詐欺事件に4人がとりくんでいます。事件そのものはなんてこともなく解決していきます。事件解決までの過程で、追命や鐵手の家族が出てきたりしつつ、彼らの過去やらこれからの恋愛関係なんかに話を絡めています。
 
 ここまで来て、無情と鐵手の今は亡き親たち同士の因縁が絡んできました。鐵手の父親が無情の一家を惨殺し、自分も死んだという20年前の事件は、実は兵器造りの天才であった無情の父親は敵に兵器を売り渡していた裏切り者だったのか、それを抹殺した鐵手の実の父親は正義の人だったのか、不倶戴天の敵同士ということになる無情と鐵手のこれからの関係は~~というところで10集終了です。
 
 相変わらず、野外ロケは雲南各地がほとんどですが、屋内シーンが増えてきました。ちょっと残念~
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