江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

黄暁明版神鵰侠侶 その14

27~28集

 一命を取り留めた上に、神鵰から独孤求敗の武芸まで伝えられたらしい楊過。
 早速、腕の仇うちと小龍女を探しに襄陽に戻っていく。
 その襄陽では、郭芙の仕業に激怒した郭靖が「目には目」という単純な方程式で郭芙の腕を斬り落そうとする。いくつになっても郭靖は郭靖、愛すべき単純明快さです。
 その郭靖を腕づくでとどめた黄蓉、大々的に夫婦喧嘩ですが、武芸の達人同士の夫婦喧嘩、周囲にはほんと迷惑でしょうねえ。
 
 桃花島へ郭芙を逃がそうとする黄蓉たちと郭襄を連れた李莫愁の出会い。
イメージ 1
 黄蓉vs李莫愁の口の利きようがなんか不自然で、日本語になりきれてない。
 
 二人の隙をついて、郭襄をさらった楊過は郭芙の前に復讐に燃える顔を見せるが、それまでどまり。
イメージ 2

 郭靖の怒りを知らなかったら、切り捨てたかもしれんが。
 
 趙師敬が蒙古に全真教を売り渡そうとしている現場に姿を現した小龍女。だれにとってもタイミングの悪い時に姿を現す人です。
 それにしても尹志平、いや甄志平かw・・・も、小龍女のことを別にすれば、実に堂々とした全真教の教祖代理ぶり。
 
イメージ 3
 
 金輪国師の必殺フリスビが命中しかけた小龍女を身をもってかばったけど、振り向きざま彼女の剣に刺されてしまった尹志平・・・死をもってしても許してもらえない。顔を見るのもいやだと、顔をそむける小龍女。まあ、気持ちはわかるよ、そんな色気のある話じゃなくても「死んだくらいで許してやれない」奴っているからねえ・・・ふだん大雑把な人間がとことん怒ると怖いんだぞ、ふん。
 
 終南山で、再会した楊過と小龍女は、うろたえる道士たちをしり目に婚礼をあげてしまう。それを侮辱と受けとった全真教一同、二人にうってかかったものの、どうも尹志平がとんでもないことをしでかしていたことに気づき、攻撃のテンションが下がってます。だから、悪いことをしたら、ちゃんと謝れって言うの!
イメージ 4
 そのくせ、丘処機が急に「楊大侠」なんて楊過に呼び掛けてるの~みっともないよね~~
 
イメージ 5
 この後、終南山の蔵経閣から一気に古墓へと綱渡りで滑り降りていく場面。中国版ではBGMに確かハリポタの音楽が使われてた。そんなことをするから、日本版のBGMは天龍八部だらけになっちゃったねえ。やれやれ。