江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

黄暁明版神鵰侠侶 その20

第39~40集

 クライマックス~そして蛇足へ
 と言ったら、怒られる?
 
 この黄暁明版神鵰侠侶、何回も見たのよ~
 なんせ、初めて日本での放送前に買い込んで見た中華武侠電視劇だったし、萌え萌えで見てたのねえ。その証拠がこのブログの最初の方に残ってますw
 でも、さすがに今になって冷静に見るといろいろ気がつくことも、考え付くことも・・・いっぱいある。
 
 その中でも、一番でかいのが、この話は後半がいらない、もしくは後半の後半は絶対いらないってこと。
 
 英雄大宴の後、南海神尼の一件が黄蓉のでっちあげだと知って、動揺する(あたりまえだが)楊過。
 彼は、立ち寄った嘉興で父楊康の死の秘密をようやく柯鎮悪から聞き出します。まあ、他に教える奴はいないか・・・
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 しかし、「親孝行」という言葉は、あの楊康にはめちゃふつりあいで、笑える。
 
 楊過を助けようとやみくもに襄陽を飛び出した郭襄。
 
 そして、その郭襄を追って、絶情谷へやってきた黄蓉一行に途中合流の老玩童、一灯大師、瑛姑。
 一を聞いて十を知るような賢い黄蓉なのに、蜂の羽を見ても、小龍女に思い至らないなんてのは、変だし~
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 ま、これでまたモブシーンで勢ぞろいです。
 
 16年がたって約束の日が来たというのに、小龍女が姿を現さないことに、もしかしたらの一縷の望みも断たれ、静かに谷へ落ちていく楊過ですが・・・なんで、投身自殺ができるのか?
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 花火といっしょに舞い降りてくるくらいの軽功の持ち主が投身自殺?それともただ世間から身を隠すつもりだったのか?
 しかも郭襄でさえ、命に別条がない程度の崖・・・?
 
 ま、とにかく、崖の上では、老玩童たちが金輪国師を破り、郭襄を助け出したものの、金輪国師にまた連れて行かれる。
 
 崖の下では、郭襄と自殺はしないという約束はしたものの、小龍女の蜂を追ってさらに谷の奥へと潜っていって・・・16年後の再会ですが、ここから先はほんと蛇足に思える。。
 原作では、何してるの?とあっさり現れる小龍女が、そこは張P。めいっぱい派手に現れてます。
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 この二人はほっておいて・・・と
 
 襄陽では、またしても蒙古の総攻撃が始まり・・・そして、来週は最終回。
 
 ここで、楊過と小龍女が再会しなくても、十分襄陽大戦の話は組み立てられるというか、小龍女抜きでも問題なく続くでしょうに。
 
 ところで、神鵰はいったい今どこにいるの?