江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

鄧超版倚天屠龍記 その13

9~10集 名門も正派もあったもんかい!

 突然、胡蝶谷に現れた金花婆婆と峨嵋派の滅絶師太一行のせいで、それなりに静かだった谷の暮らしははちゃめちゃに。
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 もめるおばたち・・・
 
 滅絶師太というのは、たしか峨嵋派三代目の掌門だったはず。ということは、あの郭襄の孫弟子。ほんと郭家の人間は弟子の育て方がへたくそ・・・と、前にも書いたかw
 武芸の腕はともかく、心の持ち方まではつたえられなかったようです。
 
 ともかく、滅絶師太は自分に従わない弟子紀暁芙を殺し、金花婆婆は自分の夫の仇胡青牛夫婦をあっさりと殺して去っていく。
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 何気にペアルックな胡青牛と王難姑~髪の毛までおそろいw
 
 母を殺された不悔を連れて、崑崙山まで長い長い無忌の旅。
 
 このあたり、冰火島話が長かった割には、元の話をあっちつまみこっちつまみで、つめつめになってます。それでも一応出来事を追っかけてるんで、かえってなんのこっちゃになってしまってます。
 このドラマでは、堕落した正派その1、その2の崋山派と崆峒派の末裔に食べられそうになる場面がそれなりに描かれていました。他のドラマじゃけっこうこの場面はまるごとカットされてました。そりゃそうだろうとも思いますが・・・ともかくこの場面で、朱元璋と徐達が登場。時代背景をしっかりと認識させてくれました。
 
 たどり着いた崑崙山では、堕落した正派のその3の崑崙派の何太沖を助けたのに、逆に殺されかける。
 そこをなんという偶然か!楊不悔の父楊逍に助けられ、無事不悔を引き渡す。
 
 一人になって、今後の目的を失った無忌。この場面、どこかで見たような・・・と思ったら、神鵰侠侶で雪の崋山で楊過が言うセリフと双子。あの時の楊過以上に幼い無忌が言うには厳しい科白だけどねえ。
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 そこに現れたのが、堕落した正派その4の朱子柳の子孫の朱長齢一家。
 100年もたつとあの朱子柳とあの武三通の血筋もこれほど堕落してしまうわけか・・・武三通ということは、あの武の兄弟のどっちかの子孫だからなあ、仕方ないか。嫁さんは少しはまともだと思ったんだけど・・・しかし、こんなねえちゃんたちに「一陽指覚えたんだって?」「なんもおもしろいことないわよ」と言われてしまっている一陽指ってなあ。その程度の技だったのか、それとももう跡形もなく変貌してしまってんだろうか。
 
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 この三バカ子孫が、無忌をさんざんおもちゃにしていますが、彼が張翆山の息子だと気がついた主のせいで、待遇が一変。
 さて、この堕落した正派一家の魔の手から、いかに逃げるか張無忌!
 というところで、次回のお楽しみ。
 
 って、来週はこのおサルさんが大活躍のはず~~乞うご期待!
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