江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

鄧超版倚天屠龍記 その14

11~12集 成人張無忌登場~~!

 というと、なんかこう山場とというか「さあ、これからドラマが本格的になるぞ~」というところなんですが・・・なんか盛り上がらない。
 
 というのは、すべてCGのせい。
 無忌が5年間を過ごすこの谷間、撮影風景でもわかるようにほとんどがクロマキー合成をしたCG画面です。
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 別にそれ自体が悪い、というわけではありません。好き嫌いはあると思いますが、かつての香港映画とかのようにオールセットでなんか学芸会の舞台っぽくなってしまうのもなあ~~それにしても、このCGは幼稚すぎる。
白猿がな~~という声ももちろん多く聞いたけど、私的にはそれ以前もう風景がぺけ。冰火島の一面真っ白だとまだ我慢できたけど、これじゃあ一昔前のスーファミ程度。
 もっとひどかったのは、パオを守って動く蒙古軍。スーファミどころが、元祖ファミコン程度。号泣するか大爆笑するか・・・コメントしようがない
 
 鄧超無忌の登場の仕方も、ターザンみたいだとかいろいろいわれているけど、そんなことぶっとんでしまったよなあ~~
 このドラマ、中文版で見てると音声の欠陥がすごく耳障りなんですが、日本版ではそこがきれいにクリアされていて、とっても見やすい。そこはほんとに助かるんだけど、CGだけはどうしようもないんですよねえ。もともと動物とかのCGはどえらかったけど、それが画面いっぱい延々と続くってことはこれまではなかったのが、ここじゃ、えんえんと・・・
 
 とにかく、11集途中から成人張無忌登場です。
 5年間、偶然見つけた九陽真教を修行し、人知れず一流の武芸者に育った無忌。
 サルたちと仲良くしたのがターザンでも許す、自分で作った着物です風ってのも許す・・・けど、靴はどうした普通のくつなんだ?
 無忌の生命力もすごいけど、もっとすごいのは朱長齢の生命力。あのスペースに無忌がくれる食糧以外には食べ物はなく、冬には雪も降るのに5年間着たきりすずめ、でちゃんと生き抜いてたんだから、たいしたもんです。
 
 そういや無忌が身に付けた九陽神功の場面、なぜに結跏趺坐でくるくるまわるのかね?苏有朋版でもおんなじ動きしてたが?
 
 ともかく、5年ぶりに外界に出たというかおっこちた張無忌。崖から落ちたら絶対生きてますなあ。早速少女と出会い、結婚の約束をすることに。いきなりモテ男の本領発揮ですかw
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 ここから少しはドラマ展開にスピード感も出てきた感じです。
 新しい登場人物もでてきました。
 汝陽王の娘趙敏
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 それにいかにも怪しげな成昆~なかなか~
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