江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

喬振宇版書剣恩仇録 その7

9~10集 二代目総長就任なんてね

 とにかく于万亭は死んだということで、あわただしく二代目総長いや総舵主におさまることなりました。
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 いくらなんでも無茶な話で、辞退して当然というのが常識的判断でしょう。
 それを無理やりにも二代目にすえようというのは、陳家洛と乾隆帝の隠された兄弟関係が背景にあるわけですが、それを現在のところ知っていることになっているのは紅花会では文泰来一人です。だから、とりあえず「秘密」を守るために文泰来をなんとしても捕らえたい皇帝側はやっきになって追い回してます。
 
 この際、そうとうな大根としか見えない余魚同が駱冰に横恋慕しているうっとおしい場面はなかったことにしてとw追い詰められた文泰来と駱冰それに余魚同の三人は陸非青に教えられた鉄胆荘に助けを求める。
 ちょうど主人が出かけていた鉄胆荘では、家宰がつんけんと対応。駱冰がカンカンに怒ってます。鉄胆荘のような場所にこういう義侠心のない従業員がいるということはどうなんでしょうねえ?従業員教育が悪い?
 
 10歳の子どもが張召重に問い詰められて文泰來たちの居場所を漏らした場面、なんか喜劇の一場面のようなやりとりでしたが、結果は悲劇に。
 その子ども周英杰をやってたのは、十二生肖伝奇で釈小龍の子役をやっていた鄭偉です。新三国では少年孫権やってるようですが、こちらはゲットしたことを激しく後悔中で未見。
 
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 さんざん迷って、結局「四哥を助けるのが急務」ととりあえず総舵主を引き受けた陳家洛の初仕事が、この鉄胆荘でのトラブル処理。
 子どもの死で、事が収まるというのはあんまり感じ良くはないです。
 
 能天気なおぼっちゃまだった陳家洛なのに、総舵主という立場に立った途端、けっこうテキパキやってます。立場が人を作るってことですかね?
 それにしてもこのおぼっちゃまが、武林で長く名を轟かしていた周仲英と互角以上に戦えるまでに育っていたのは、師父の破天荒な教え方がよかったんでしょう。
 
 陳家洛の指示で、文泰來の行方を追って、各地に散っていく紅花会一行と鉄胆荘の周親子。
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 周綺は、今度は徐天宏にからんでます。どうも思考回路のよくわからない娘ですなあ。
 
 西域の方では、やはり~~と見え見えに紅花会騙し組がなんやらやってます。そこへ、「あれ?こんなのいたっけ?」の月支国公主一行が登場して、下回分解。