江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

香格里拉 その5

31~36集

 墜落したアメリカ軍の飛行機を探すよう民国の県長から頼まれた索朗は、パイロットを捉えて、日本軍に引き渡し、立場の強化を画策。
 探しに行った村には、卓瑪がいて、コンウェイを助けるために姿を現す。
 危いところを活仏に助けられた二人は、ラマ教の寺にかくまわれる。
 そこで、卓瑪は扎西が自分の父親の息子だということを聞かされる。
 ショックを受ける卓瑪だが、土司の地位を索朗から奪い返すために扎西を探しにコンウェイと出かける。
 
 さんざんすれ違い続けた扎西と卓瑪だが、やっと再会。しかし、なぜこんな山奥で彼女水浴びしてるんだ?
 扎西も卓瑪が妹だと聞かされて、固まる。
 
 けど、否定しても仕方ないわけなので、コンウェイたちの助けも借りて、土司府に乗り込み、索朗を殺し、多吉を救出。
 扎西が新しく土司の位につく。
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 これで、35集真ん中。
 この後どうするんだと思っていたら、コンウェイの壊れた飛行機を治して、軍に戻らせるという話。山奥の村人たち総出で飛行機をカンコンカンコンと直して、燃料は白酒?それで、飛ぶ・・・w
 
 扎西と卓瑪の方は、予想通り、卓瑪の母親が現れ「あなたは私の不倫相手の子ども」と告白。扎西と卓瑪の結婚は可能になって、めでたしめでたし・・・なんでしょうかねえ。
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 天龍八部の原作の方でも、自分が母親の不倫の子と知った段譽がさんざん悩んでますが、そうだよねえ。
 
 ともかく、ラストは土司になった扎西が中甸の男たちを率いて、抗日戦線の前線に出ていこうとする場面。
 貴族も貧しいものの、僧侶も馬賊も、紅軍も民団もいるが、みんな中国人だ、日本軍の侵略から国を守るために団結して闘うぞ・・・で、全編終了。
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 全部で36集だけど、すれ違いが続きすぎて中だるみ。
 さすがにくどいと思ったのか、エンディングには見られる川に落ちた和梅を倫布が助け、また逃げられるなんてエピソードはカットになってました。
 
 日本軍と結託した索朗を除くと、出てきた「悪役」はすべて改心。それぞれのいいわけを聞くのはそれはそれで面白かったが、ストーリ展開が平板になってしまった。
 
 ストーリどうのこうのより、きれいな景色と華麗な民族衣装、倫布@扎西頓珠の歌(彼の歌う片頭曲で見る気になった)なんかが楽しかったです。
 いつも思うが、胡歌って人は古装の方が大きく見える。といって、現代劇は天外飛仙と神話の現代パートでしか見たことないがw
 
 もうひとつ。最後まで見て間違いに気がついた。
 物語の発端で殺されたのは、扎西の両親ではなくて、母親と外公だった。
 もうひとつ、多吉と扎西の母曲美の間に二人子どもができたというのも間違いだった。
 まだまだ間違ってると思う・・・中文も十分怪しいけど、蔵族の固有名詞とかが漢字で入ってくるんで、いつも以上に勘違いがいっぱいあるはず。笑ってごまかしとこうw
 
 最後なので演員表   
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    胡 歌   飾  扎西平措
    金 莎   飾  和 梅
    王力可  飾  勒倉卓瑪
    扎西頓珠 飾  倫 布
    巍 子   飾  勒倉多吉
    多布杰  飾  勒倉桑吉
    牟鳳彬  飾  索 朗
    曹 操   飾  康 威
    山 鹰   飾  佩労尔特
    張 浩   飾  隆 多
    邸南南  飾  和美麗
    曹姗姗  飾  曲 美
    李 婳   飾  三 妹
    黄 楊   飾  金 宗
    周彦呈  飾  洛 桑