江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

大宋提刑官 その5

24~34集 遺扇嫁禍案+++

 24~27集までは「遺扇嫁禍案」というサブタイトルがわかってるんですが、ドラマの後半分のサブタイトルがどこにもない。ネットで調べてたら、かの国の人もサブタイトル知ってたら教えてくれと言ってるの見つけたから、きっと付けてないんじゃないでしょうか?そのくらいのアバウトさには驚かないぞ~
 
 このエピソードは、美人の人妻が殺され、町じゅうの嫌われ者で彼女に言い寄っていた金持ち男が犯人として捉えられる。しかし、これは冤罪ではないのかと考えた宋慈は捜査を始める。
 この嫌われ者の金持ちを趙亮@老玩童がやっとります。
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 それにその牢番を午馬がやってます。
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 金持ち男は、冤罪を晴らしてもらい、すっかり性格もよくなって、ばんばんざい~とめでたく終了。
 
 28~31集は、結婚が決まったお嬢様が、家庭教師の書生と駆け落ちしようとして、井戸に落ちて死んだという事件。書生がお嬢様殺しの犯人として捉えられるが、真犯人は?
 
 32~34集は、妻が行方不明になったために妻殺しの罪を着せられた豆腐売りの事件。その事件そのものより、金を持ってこないと訴えを聞かない知県、豆腐売りの妻を秘密裏に愛人にしている金持ちの言うなりになっている彼の罪を宋慈は問いただすが、彼は朝廷の有力者に取り入り、罪を逃れていく。
 
 殺人事件の冤罪を暴くために検視を武器とするというのが宋慈の方法。そのシンボルが「開棺験屍~」という科白でしょうか。この宋慈という人は世界で初めての法医学書「洗冤集録」を残したそうで、そういう題名のドラマもありますね。まだ見てないけど・・・
 なんでもかんでも、棺を開けて、死体を見れば解決ってのはちと安易だとも思いますがw
 
 ともかく、後半に入って、地方の単発の事件を扱ってきた宋慈がいよいよ都に行って、朝廷の巨悪と対決するってな話の展開を期待できそうになってきたわけです。