11~22集
この天涯明月刀見てると、次々と登場人物が変臉のお面が次々変わるように、というかラッキョの皮でも剥くように○○実は○○、とみえて、その正体は○○みたいなのが立て続いてます。ですから、ある程度はこの話に予備知識があるか、まったくネタばれに無頓着でないと、怖くて演員表とか見られません。なんせ、平気でネタばれしまくってくれるという痛い経験が・・・
その剥かれてく「実は」の中には、登場人物は知らなくて視聴者は知ってるもの、または視聴者には予測できるもの、登場人物も知ってるものといくつかパタンがあるわけです。
新しい登場人物も登場しました。それで・・・
百均で売ってるようなやすっぽいプラスチックのお面をかぶった公子羽。彼が雲天之嶺の主で、その下に妙風・紅花・流星・冷月の若い娘の聖使、燕南飛らの手下を操って、武林統一を狙ってるようです。4人の聖使の一人妙風使者が明月心、人殺しを嫌って逃走した紅花使者が実は周婷で、ふたりは師妹だったとラッキョの皮が一皮むけました。
明月心と燕南飛は公子羽の目を盗んで愛人関係にあったらしいが、燕南飛の姑息な裏切りがバレて、絶縁。明月心と傅紅雪の関係は一気に接近。妹周婷と傅紅雪を巡って恋のさや当て・・・
これが天龍八部なら浮気性の父親のせいでみんな妹なんでしょうが、こっちはそういうわけではなさそうですw
周婷にまとわりつく医者も登場。この医者の正体が見えないのは登場人物たちだけ。
傅紅雪はようやく現武林盟主の向応天が父の楊常風を殺したらしいということを受け入れ、少しは賢くなってきたようです。
葉開は「仇打ちの権利」を実は母親に認めさせ、こっちは南宮翎といちゃいちゃやってます。もっとも、そのせいで、傅紅雪は「母親」から絶縁され、パニクってますわ。
ところで、向応天の侠客山荘に西域からの使者が登場しました。この使者雀奴と同時にまたしても大仰な鎧を着込んだ仮面の大男が登場。明月心を王后にすると言いだしています。
この雀奴、実は向応天と結託した西域の王子の正体で、今度は彼が鎧男の上半身と見たのは、笑傲江湖迷の勘違いか?