二日目 襄陽~武当山 道長はスマフォ片手に登場!長文ごめん~
襄陽のホテルを出発して、襄陽古城へ。その後、武当山にバスで移動、麓で乗合電気自動車のエコバスに乗り換え、武当山に登るというスケジュールでした。武当山では、環境保全のため、一般の自動車は乗り入れができず、そのためスーツケースは乗ってきたバスに預けて、一泊分の荷物だけ担いで行くことになりました。
まずは午前の部。襄陽古城。
現地ガイドは邱さんという三国志に詳しい人でした。「Qちゃんと呼んでください」と日本人受けを狙ってくれましたが、「きゅうちゃん」と聞いて、お化けでなく、長春真人丘処機がぱっと頭に浮かぶ一行でした。
現地ガイドは邱さんという三国志に詳しい人でした。「Qちゃんと呼んでください」と日本人受けを狙ってくれましたが、「きゅうちゃん」と聞いて、お化けでなく、長春真人丘処機がぱっと頭に浮かぶ一行でした。
襄陽は古来戦乱に巻き込まれてきた土地で、なるほど守りを固めるには好条件がそろっていますが、逆にだだっ広い平原にぽつんとある襄陽はせめてくる側にとっては、何はともあれ確保したいポイントであったはずだと納得。
その襄陽古城の門と町並み。
襄陽城からバスで2時間以上、とうとう武当山に到着。ミツバチがブンブン飛んでましたが、老玩童の姿は無し。
まず、かつての武当山の入口にあたる玄武門。
ここへ史飛先生が迎えに来てくださいましたが、なんと髷を結った道士スタイルでスマフォ片手に自動車で登場!いきなり時空がねじれたか!って感じでしたw
早速、史飛先生が後進の指導にあたってらっしゃる道場に。
そのお弟子さんたちの演武を見せてもらいました。なかなかかわいい子達もいて、少林寺に負けず、武当山でも「李連杰」や「呉京」を売り出せばいいのに~とか、噂してました。写真もビデオも撮影させてもらいましたが、修行中の青少年なので、遠景だけ。右端に史飛先生です。
道を挟んで建てられた生活スペースで、いっしょに食事でした。卵以外は野菜ばっかりの料理でしたが、一つ一つの料理の歯ごたえや味付けがみんな違っていて、とても美味でした。けど、我々が割り込んだために、立ったままのご飯になったり、後回しにされたお弟子さんたち、ごめんなさいでした。
食後は、沖虚庵に戻って、武当派に一日弟子入り。道士の着る道服をもらいました。日本で細かくサイズを聞かれただけあって、きちんとひとりひとりのサイズに合わせて作ってもらってありました。嘘つかなくてよかった~
一度ホテルに行って、この道服を着て、みんなで歩いて紫宵宮へ。ホテルからは歩いて5分くらいなんですが、人目を引きましたね~~観光客もいっぱいw
紫宵宮を見学したあと、一般の観光客がいなくなった5時過ぎに太極拳を指導してもらいました。といっても、私はてんでだめ。力抜いて、腕を持ち上げて・・・で、もうダウン。情けない話です。
20人程の見るからに初心者の群れが、偉い先生から指導をしてもらっているので、なんだ?という感じで見ていく道士さんたちや、私も混ぜてって感じでいっしょにやってる人とかもいました。
おばあちゃまの道士が一人、「この人たちはどっから来たんだね」と史飛先生に尋ね、日本人だと聞くと「そんな遠くから!ご苦労さんだねえ」てなことを言って、ゆったりと去っていったのが印象的でした。
一時間の練功の後、人気もまばらな紫宵宮を後にしましたが、おかげで誰もいないこんな写真も撮れました。
ホテルに戻って、食事。特に精進料理ってこともないんですが、やっぱり野菜でした。きくらげ美味しかった!
この晩も硬いベッドに加えて、すぐに水になってしまうシャワーと格闘でした。
この部屋、テレビもPCも備え付けられてたんですが、PCは全然つながらず、テレビは央視だけしか映らず・・・しかも画面歪んでるし~でも、長春の映画祭でプレゼンターやってる林志頴が見られました。この3人、背丈で揃えたかw
紫宵宮のあちこちの写真は、あとからアップ予定。