江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

武当山の旅 その5 (T_T)

武当山の旅 四日目 移動日といえば移動日なんだが・・・

 動きによっては、襄陽か上海で足止め喰らうかもしれんと心配していた台風もうまい具合に私たちの日程とずれて、予定通り襄陽から上海へと移動というのがこの日の予定でした。
 ところが!好事魔多し~~やってくれました、東方航空~~~~
 9時に武当山のホテルをバスで出発、襄陽のホテルに戻って、昼食。
 1時40分発の国内線で上海へ、3時20分には上海に着いて、書店めぐり、DVDショップめぐり、上海料理で打ち上げというのが、もともとの予定でした。
 
 12時半頃に襄陽空港に到着、邱さんとお別れして、出発ロビーへ。
 
 ここに小規模な土産物や本を売ってる店があったので、そこで雑誌やら写真集やら買い込む日本人武侠迷一行。私もネタ本として丘処機の伝記と太極拳の秘伝書みたいに見える本を購入。読めないから、挿絵が多いのね。
 
 そうこうしているうちに予定の出発時間はとっくに過ぎ・・・
 「いくらなんでも遅い」「まあ、東方航空だし」とかいいながらも、お互いに買った本を見せあいっこしたりして、けっこうまったりしていた日本人一行。
 
 とはいえ、一時間、一時間半と経つうちに、中国人乗客一行のいらいらがマックスに。
 「説明しろ~」「金返せ~」「荷物返せ~」「どうしてくれる~」とスタッフに群れなして詰め寄りだしました。
 
 なんでも空港に止まっているこの飛行機、これが折り返し便になるわけですが、前の車輪の部品が不良だということが発見され、修理待ちということになっているらしいのです。
 
イメージ 2
 
 ところが、この修理に必要な部品が襄陽の空港にはなく、車で3時間はかかる武漢からとってこなければならないというのです。武漢!!聞いたことはあるものの、なんの馴染みもなかったこの町が急に身近なものになってしまいました。
 
 それにしても3時間行って3時間帰ってきて、それから修理~~いったいいつ上海に行けるんだ?
 と、中国人一行二度目のフィーバー。
 
 三度目にゃ一緒にフィーバーしてみるか、などとこっちも大概いらいらしかけてきた。
 
 ようやく3時半くらいになって、責任者みたいのがロビーに現れ、「飛行機がなおるまで別の場所に待機してもらいます」とあっさり宣言。日本だと最敬礼して、「申し訳ありませんっ」とやるところですが、淡々としたもんでした。
 
 まあ、ずっとテレビ一個しかないロビーにいるのもしんどいんで、4時前に空港のバスに乗せられて、「待機場所」へ。これが、また襄陽市内なんですなあ。せっかく40分かけてやってきた空港から今度は一時間以上かけてまた戻ってきた(T_T)

 用意されたのは、まあまあのホテルなんですが、荷物もないし、今晩はここで泊まるのか、遅くなっても上海に行けるのか・・・いったいこれからどうなるのか、さっぱり見当がつかないままのミステリツアー状態。

 添乗してもらったYさん、ほんとに大変だったと思います。感謝です。加えて、私たち一行には中国語に堪能な方がたくさんいらっしゃったのでとても心強かったです。
 
 五時頃にホテルに入って、とにかく部屋でベッドにごろん~
 そうこうしているうちに、ホテルの人が夕御飯だと呼びに来て、ばたばたと夕食。これが6時。
 
 食べ終わるか終わらないかというところで、今度は飛行機直ったから、空港に戻る、荷物持って集まれ。
 ほんともう、なんでも唐突なんだからぁ。
 
 だもんで、カードキーの保証金100元を返してもらって、ばたばたとホテルの前に・・・ここで、7時ぐらい。
 なのに、バスが来ない!!30分は待ってたぞ~
 
 とにかくまた小一時間かけて、空港に戻りましたね。
 空港じゃ、200元やるから文句なしというサインをさせられ、200元もらいました。
 6時間半の遅れで200元~て、ことは時給30元?これは、高いのか安いのか?
 
 ようやく搭乗できたのが8時。あたりはすっかり真っ暗。
 
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 修理はちゃんと出来たようで、無事上海に到着。
 結局、ホテルの部屋に入れたのは11時。さすがに疲れ果てて、風呂~寝る~で一日が終わってしまいま
した。
 
 本屋さん~(T_T)
 DVD屋さん~(T_T)
 
 でもまあ、これもいい旅の思い出、格好のブログネタ・・・なにより無事に帰ってこられたことに感謝です。