江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

新白髪魔女傅 その1

1~7集

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 先月の終わりからずっと見よう見ようとするのに、ちっとも進まない。
 リアルに忙しいとか言うのもあるけど、これはどうもドラマ自体にも粘り気トラップが仕掛けてあったらしい。
 
 ドラマの冒頭で、皇帝の後継の座をめぐって太子と瑞王が対立。太子には武闘派を筆頭に正派一同が、瑞王には東廠、錦衣衛に邪派の紅花鬼母なんかが味方について、武林も世間も一触即発という状況が説明される。
 武当派の弟子卓一航は、奪われた被災民に与えられるはずだった金50万両を取り戻しに、大師兄の紹耿南、師妹の何萼華、師弟の辛龍子とともに山を降りてくる。
 
 ここまではよくある話なわけですが・・・
 そこからもよくある話だったw
 
 道中で出会ったなぞの美女練霓裳~誰もが玉羅刹率いる明月峡の少主と知ってるのに主人公たちだけが知らない。この明月峡ってのは、古龍ではおなじみの女性ばっかりの邪派集団。武林の悪者、実は奪った金で難民救済というありがちな設定。
 
 それに同じように瑞王を支持しながらも対立しあってる東廠の金独異と錦衣衛の慕容冲。その慕容沖に使われている岳鳴珂@樊小皇。
 
 この岳鳴珂と卓一航が練霓裳に一目惚れ。卓一航に夢中なキーキー声の師妹と練霓裳のヤキモチ合戦とか、見ててなんもおもしろくない。
 
 練霓裳の師父玉羅刹こと凌慕華はこの時点ですでに、鉄飛龍に秘伝書目当てに殺されているわけですが、この鉄飛龍の娘がまたけたたましい。
 
 だいたい出てくる若い女優が公平に見てそんなに不細工というわけでもないのに、全然光らない。練霓裳の髪の毛はへんてこりんだし、師妹とワル役の娘はキーキー声でわめきたてるだけ・・・
 
 どれもこれもヒロインの風格がない。それこそ劉詩詩とか唐嫣とかだったらもうちょっとなんとかヒロインらしいヒロインになったと思うんだけどなあ。
 
 そこへ持ってきて、呉奇隆の卓一航はいつもなんだか戸惑ったような表情でエネルギーが感じられない。
 一人で行動することを師父から認められるくらいの切れ者のはずなのに、はっきりせんかお前は~と尻蹴飛ばしたくなるようなキャラですわ。
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 大師兄耿紹南をやってるのは李解@林平之なんですが、まだ彼の方が表情があって主人公っぽいですわ。
 
 ついでに、小師弟辛龍子・・・なんか賀小梅@一枝梅みたいなかっこしてますが、これが将来七剣下天山じゃ
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こうなると思うと楽しいですなあ。
 と、どうでもいいことで今回のレビューおしまい。
 一応最後まで見るつもりなんだけど、本編より終わりにくっついてるメイキングの方が面白い現状では、とっても不安ではあります。