江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

2012年版隋唐演義 その4

33~40集

 混ぜてもらいにいったはずがまんまと瓦崗塞を乗っ取ってしまった秦瓊一行。
 程皎金を皇帝に持ち上げて、独立国ごっこのスタート。
 混ざっていた羅成は父北平王にぶっ飛ばされて、連れ戻される。
 そこへ瓦崗塞殲滅を命じられた楊林が攻めて来たんで、その対策に今度が瓦崗塞に連れ戻されてと右往左往。
 
 長安では、瓦崗塞の力が強大になってきたことから、そのリーダーの一人単雄信の一族がターゲットにされる。これを皇帝から押し付けられたのが、李淵一族。皇帝の言うとおり、一族を皆殺しにしようとする李建成と元吉に対し、なんとか助けようとする李世民李淵という悪いもん、いいもんの差別がしっかりとはかられていました。それにしても、この李淵父子4人、瓦崗塞メンバーや隋朝廷に比べるといろんな意味で金かけてもらってない感がありありしてますが・・・気のせいでしょうか?
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 結局、単雄信の一族は少女一人を残して、皆殺しになってしまい、単雄信が李家を敵と恨む理由ができました。しかしなあ、兄を殺されたからってだけだったと思うんですが、随分大げさなことになってます。そういう展開の話もあるんでしょうねえ、どっかに。
 
 父親のところを抜け出して、瓦崗塞に向かう羅成は途中で名付け親にあったり、やっと到着した瓦崗塞に腹違いの兄が現れたりと、このあたりのパートは羅成のためのパートでした。けど、彼を実の子のように考えて、陣を破る秘訣なんかを全て教えてくれた名付け親をあっさり裏切ってしまうなんていいんですかね?英雄好漢だったら、もっと義理と人情やら正義ヤラの間でもんもんとしそうなもんですがw
 
 とにかく羅成と突然現れたその兄の大活躍で楊林軍は瓦崗塞攻略に失敗。それなら・・・と皇帝に呼びつけられたのが裴仁貴親子。裴元慶登場です。この役は活きのいい若手がするもんらしいですね。今度のはかわいい系。
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 そして、その姉、翠雲は足がでかいことが原因で縁談がまとまらない、というお決まりパターン。
 隋唐英雄では、足のでかいのは元からの嫁さんで、裴元慶の姉にはそういう設定はなくて、二人で程皎金の嫁さん一、二をやってましたが、今度は一人ですか。
 
 早速、自分の足場に危機意識を持った宇文化及に裴将軍親子三人が振り回されてます。
 で、宇文化及の次男成龍ってのが、いびり役で登場。遅かれ早かれ、八つ裂きにされるんでしょう。
 
 ここまでで40集、これからしばらくは裴元慶一族がいかに瓦崗塞に取り込まれ、死んでいくかという話が続くんでしょうね。先は見えてるが、ま、仕方ないですなあ。