江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

鐘漢良版天龍八部 その1

1~3集 始まってしまった~

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 どうにも乗り切れないままに始まってしまった賴水清版天龍八部
 なんで乗り切れないかというと、流出していた画像になんも魅力がなかった。
 あまりに「安っぽい」衣装となんか微妙に「そりゃないでしょ」のキャスト、どこに気を使ったのか韓流アイドルの段譽・・・
 ほぼ同時に作っている于正版神鵰侠侶のハチャメチャさに比べると、こちらの話題はせいぜい賴水清版「倚天屠龍記」の主役3人(蘇有朋@張無忌、賈静?@趙敏、高圓圓@周?若)が、そのまま逍遥派の無崖子、李秋水、その妹をするってくらいで、派手なネタは聞いた覚えがない。

 康敏@張馨予のエロっぽさ~といっても、この人神鵰侠侶じゃ李莫愁だそうで・・・

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 聞こえてくる話題といえば、韓流アイドルの段譽ってなんなのよ~というブーイングくらい。(まったく同感ですが)

 なんかこう話題的に外してるな~というところから、正直もりあがらないまま、放送開始になっちゃいました。

 でまあ、きのう22日から湖南テレビで放送スタート、これから順次大陸で放送が始まるわけです。でも、ネット社会だから、日本でも同日にちゃんと見られる。いい時代になったもんですw

 話の展開は、原作からさほど離れもせず、けっこう手堅い感じです。于正でもなく張紀中でもなく、賴水清ドラマですわ。

 3集までで、喬峰は汪剣通の後をついで丐幇(BaiduIME一発変換したわ~)の幇主になるものの、康敏に目をつけられてます。段譽はブサイクなよその公主との縁談から逃げ出し、谷に落っこち、鐘霊に出会い、神仙姐姐の像を見つけて、北冥神功と凌波微歩のマニュアルをゲット、万仇谷に行って、木婉青と出会って・・・とバタバタしてます。

 この二人のパートが交互に出てくるんですが、なんかおんなじドラマの一部と思えないところがあります。片やぴりぴり、片やへらへらとタッチも違うし、なんか統一感がない。

 初めっから、衣装が安っぽいのは知ってましたが、丐幇パートの方がまだ見るに耐える。段譽パートの方はぴらぴらで色もデザインも今のものとは思えないくらい。

 正直言って、段譽役の人にはなんも期待してなかったんで、まあこんなもんか~ですが、それに釣り合うくらいの鐘霊と木婉青です。ちなみに現時点で、段譽は青、鐘霊は黄緑、木婉青は赤と黒という色分けになってます。

 これから、喬峰と段譽が出会ったら、違ってくるのかもしれません。

 鐘漢良の喬峰は、予想してたより、いい出来だと思います。担いでるの、玄鉄剣かとソラミしたら、スノボでしたわw

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 谷に落っこちた段譽が見る幻影の中に、倚天屠龍記三人組も登場。蘇有朋はすっかり渋い大人になりましたなあ。

 あと、気になったのは、ものすごく不気味な神仙姐姐の像。インドかどっかの女神みたいで、とても一目ぼれ出来そうには・・・そういや、してないわ、今回w

 それと、どことなくラピュタっぽいバイオリンのBGMが、一部すごく音がひずむ。ひっくり返るというかテープが伸びてる(古いっ)感じで、めっちゃ耳触りが悪い。

 CGは効果として使ったあたりはまあまあ、閃電貂とか動物になると10年前の張Pのときとあんまり変わってないみたいです。

 まあまあ話のテンポはいいし、それほど目をむくような脱線もしないんで、何箇所か目をつぶれば、さら~と見られそうです。