江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

大唐双龍伝(2011年版) その2

5~16集 中間報告です

全38集のようなので、ちょうど真ん中あたりにさしかかりました。
さんざんな前評判にしては、今のところそれなりに見続けられています。

黄易の原作をまったく知らないんで、比較もできないせいで落ち着いて見ていられるのかもしれません。

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揚州でスリをしていた冠仲と徐子陵の二人が、長生訣を手に入れて以後、次々と快調にステージを進め、今や皇帝、宇文化及、李世民その他の朝廷の有力者と「お知り合い」に。

李靖や李世民の妹秀寧、秦叔宝なんかの有名人とであっては、新しい武芸を教えてもらってグレードアップ。

今じゃ、江湖に名高い武芸者です。
武侠版「わらしべ長者」ですなあ。

李世民@呉慶哲も出てきましたが、どうもすっきりといい人李世民ではなく、腹に一物の福康安もどきの感じです。秦叔宝@王九勝は生真面目な秦叔宝ですが、なんか気弱・・・

その妹の秀寧@应采儿は、冠仲と互いに思いあう中になっても、柴紹との政略結婚を受け入れるというネバネバ展開に、一瞬来たか~~と思いましたが、意外に後には引かずに話が転がっていきました。

もっともこのドラマ、政略結婚だとかなんとかネバネバ様子は満載です。予断は許しません。

武器商人の巨鯤幇、李世民の李閥、李密が乗っ取った瓦崗塞と転々としては、それぞれにうさん臭さを感じて、次に移動し、宗師道の手引きで朝廷にまで入り込み、今や皇帝の救命恩人に・・・


宇文化及に毒殺されそうになったところを冠仲、徐子陵の二人に救われた楊広@高虎は、この際宇文閥だけでなく、李閥、宋閥も滅ぼしてしまえと、ブチ切れ。
なりゆきで楊広を助けたものの、宇文閥はつぶして仇を打ちたいが、友人宗師道の父が率いる宋閥、元カノや師匠のいる李閥は助けたい二人は大慌てなう。

アクションシーンもそれなりにあり、美女もそれなり、おじさんもそれなり・・・まあ、今のところあきれ返って放り出すことも、だれて忘れてしまうこともなく、一日にDVD1枚分くらい見ています。
娯楽ドラマとしては、このまま軽めに転がっていけば、あっさりクリアできそうな気もしてきたところです。