江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

古剣奇譚 その1

1~6集 見てますが、一応

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 先週から配信が始まってたんですが、水曜と木曜に2集ずつというものすごくちょぼちょぼした配信。いらいらしながら、視聴中です。
 見てないんですか、というご指摘もあったんですが、見てます。
 でも、正直暗黒者の方が見たい・・・

 というわけで、一日おきに暗黒者、その合間に古剣奇譚と少年神探狄仁杰という今日この頃の視聴スケジュールになってます。

 この古剣奇譚、いかにもゲームが原作ですという中華なファンタシー・・・
 冒頭のどっから突っ込んでいいかわからないくらいひどい動物CGに見る気が失せかけたんですが、ともかくイケメンとだけ見ればいいやと続行中。

 邪気を帯びた古剣焚寂剣と結び付けられた少年韓雲渓は、その剣を奪おうとしたものたちに一族を惨殺される。彼自身は天墉城執剣長老紫胤真人に助けられ、天墉城で修行することになる。記憶を失い、名前も百里屠蘇と変わった彼は、焚寂剣のために、バーサーカーになってしまうことがあり、そのために剣の煞気を抑え込めるよう修行を積んでいる。

 天墉城では彼の味方は師父の紫胤真人のほか、大師兄陵越、剣を守る紅玉、師妹芙蕖の4人だけ。そこへ、その彼を探す古剣を守る幽都の霊女晴雪、死んだ恋人を思い続ける医者欧陽少恭が登場、彼の周辺を固めるいい人集団形成。

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 とはいえ、ダークサイドフラグ立ってる感じの人もいます。無条件で屠蘇を保護し、大切にしてる大師兄はホントいい人です。

 つまり魔力に操られた屠蘇がなんかやらかす、もしくはやらかしたように見える、なぜか彼を目の敵にする二師兄とその他弟子と懐の狭い掌門のせいで、追いつめられてはまた焚寂剣に振り回されるという繰り返し。
 あげくに、師弟を殺したと疑われ、天墉城にいられなくなってしまったのが6集まで。ま、令孤沖みたいなもんですな。

 ようやく主人公が山から下りてきたんで、これから話がどっと動き出すでしょう・・・でないと、嫉妬に燃える男たちの主人公いじめが延々と続くことになってしまう。

 それにしても、いつも思うんだけど、どうして一流の門派とか名門正派にとんでもない悪意の塊の不良弟子とかがいるんだろうねえ。結局、身内の恥はないことにするのかね。

 ま、ともかく、話はにぎやか、動物以外のCGはそれなりにゲーム画面程度にはできている。
 俳優陣は、相当に豪華です。敵役まで含めてそれなりのイケメンそろえてます。例外もあるけどね~

 主人公の屠蘇の人李易峰はイケメンスカウト番組出身だそうで、私にはこれがお初。ちと力みすぎですが、まあ役柄にはあってます。
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 その師父紫胤真人がイケメン楚留香の張智尭、何でも知ってる兄貴分的欧陽少恭が喬振宇、幽都の晴雪が杨幂、紅玉が陳紫函、主人公の仲間になる方蘭生が馬天宇、その姉が張檬で、お馴染みの主役クラスがぞろっといるのは確かです。

 けど、馬天宇って少年神探狄仁杰でも主人公と偶然出会って親友になる地元のお坊ちゃんをやってますが、彼こういう位置での出演多いねえ。きっちり主役でなんかしないもんでしょうか。

 ドラマとしちゃ、登場人物がとり乱れて、何をどうしたいのかまだはっきりしないままです。おもしろくないわけじゃないけど、イケメン美女要素がなかったら、見るの辛いかもしれん。どうせなら能天気、賑やか展開期待なんですが、どうもネバネバ系に行きそうな悪寒もw