江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

暗黒者 その2

11~22集 あれ、終わらないの?

 
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 22集完結のはずだったのに、突然46集に拡大。いったいどうなってんのか・・・相変わらずの中華クオリティ。
 
 先週金曜日が21集、今日が22集で、どんな結末になるか楽しみにしてたんですけど、見事にずっこけました。
 まあ、ドラマそのものは面白いんでいいんですが、引き延ばすとだらけちゃうのが心配。でも、2話完結で整然と展開してるわけで、突然引き延ばすこともできないはず。最初から46なら46と言えよな~
 
 6,7,8,9、10、11と話が進むにつれ、Darkerが姿を見せ、じわじわ羅飛たちの身辺に迫ってきます。
 Darker自身が、ネットを使って大衆をあおったり、羅飛に「犯人」に自白させたりするんですが、一切顔は見えない。深くフードをかぶった姿は、どっかの武侠ドラマでおなじみな感じ。
 
 Darkerが襲うのは、女子高生を餌食にしている校長、でっちあげのニュースで自殺者を出したニュースキャスター、子どもを使ってDNA操作の実験をし殺害している医者・・・と、誰が見ても「悪いやつ」。だからDarkerを英雄視する風潮も出てきている。
 
 そんな中、老人を故意にひき殺して、金の力でもみ消した社長に死亡通知単が送られてくる。
 大々的警戒態勢を敷いたもののDarkerに保護対象を殺されてしまったというのが今日の22集で、これで終わると思ってたのに終わらなかった・・・そりゃ、まんまと犯人にはめられたままじゃ終われませんわなあ。
 
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 Darkerを追う羅飛、おいかけっぷりが武侠ですわw
 
 ドラマ的には、ちょっと待てよ…という突込みどころも多いし、そのキャスティングでいいのというところもあるんですが、頑張っています。
 
 例えば、一つの話が上下二集で構成されているんですが、その2集ごとにオープニングががらりと変わる。ふつうの刑事ドラマ風だったり、ホラーだったり、いきなりニュース画面になったり・・・凝りに凝っています。
 エンディングはNG集なんですが、これも毎回更新。
 
 ドラマの中身ももちろん毎回変わる、つまりDarkerのターゲットが変わるわけなんですが、Darkerの行動も毎回違って、罪の重さによってその「処罰」を変える。殺害したり、自分で顔に傷をつけさせたり、時には許したりといろいろ。殺し方も、あっさり殺したり、コンクリートの柱に埋めたり・・・でも、襲われるのは公安が見逃している犯罪や金の力でもみ消されてような事件の犯人なので、大衆受けは抜群。なんですが、大丈夫なんでしょうか、このドラマ展開・・・
 
 羅飛たち公安の特捜班が、この必殺仕掛人のようなDarkerをどう追いつめるのかがこのドラマのテーマで、いくらでも話を引き延ばそうと思えば、できないことはないでしょうが、話がダラダラして、飽きてしまわないか不安ですなあ。
 
とはいえ、とにかく明日の23集は楽しみですw